2025年01月22日

海外旅行用としての楽天モバイル

今後の海外旅行での現地通信手段は楽天モバイルを契約していくのが良いのではないかと思ったので、次回以降の覚え書きとしてiPhoneでの手順をまとめた。iOS18.2・料金等は2025年1月時点。

出発前
  1. 出発月に楽天モバイルを契約して開通確認。my楽天モバイル、楽天Linkアプリをインストール。開通後メイン回線(Povo 1.0)と楽天モバイル両方をオンにしていると電波強度の柱アイコンの下に小さな点が現れる(下のスクショ参照)
  2. SMSを使う予定無ければmy楽天モバイルアプリで「国際通話・国際SMS(海外でOS標準の電話アプリ・メッセージアプリ利用時)」をオフ
  3. 開通確認、楽天モバイル関連アプリの設定完了後、楽天モバイルを使う必要が無ければ「設定>モバイル通信」の「SIM」で楽天モバイルをオフ
サブ回線として楽天モバイル開通後の電波状況の表示(黄色の丸囲み)
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出発時
  1. 日本発の飛行機搭乗前に「設定>モバイル通信」の「SIM」でPovoをオフ、楽天モバイルをオン
  2. my楽天モバイルアプリの「契約プラン」から「国際通話・国際SMS(海外でOS標準の電話アプリ・メッセージアプリ利用時)」をオフ
  3. iPhoneの「設定>アプリ」から「電話」アプリに進み「ライブ留守番電話」をオフ。これはケータイWatchの記事にもあるが、通話応答されて発生するローミング課金を避けるため。2.で電話をオフにしておけば大丈夫かもしれないが念のため
  4. 機内モードに変更
  5. 現地到着後、機内モードを解除し、電波キャッチ後に楽天モバイルからSMS(無料)が届き、ローミングになったことが確認できる
帰国時
  1. 日本到着後、機内モードを解除
  2. iPhoneの「設定>モバイル通信」の「SIM」でPovoをオン、楽天モバイルをオフ。「設定>アプリ」から「電話」アプリに進み「ライブ留守番電話」をオン
  3. 月末までに楽天モバイルを解約
年末年始のような月またぎ渡航でなければ、1ヶ月の課金(データ3GBまでなら税込1,078円、2025年1月時点)で収まる。今回は年末年始を挟んだので2ヶ月の契約となったが、海外分のデータ量は12月、1月分合計で1GB程度であった。

私はメイン回線でPovo 1.0を使っており、これまで海外旅行の現地通信手段は、日本で現地用プリペイドSIMを買う、到着空港で現地キャリアのプリペイドSIMを買うのいずれかの方法で確保してきた。ただし、購入するSIMの選択が面倒、購入したSIMの信頼性(使えないことは一度も無かったが、アメリカ用SIMを買ったときに現地到着後電波はつかんでいるも回線を利用できるまで5〜6時間かかり、空港からUber使いたいときに使えなかったことが一度あった)、空港でのプリペイドSIM購入に関する情報が乏しいこともあり、2024〜2025年の年末年始のスペイン、ポルトガル旅行では楽天モバイルを利用してみた。メイン回線を楽天モバイルにすればすべて解決するのでは?、という考えもあるがそれはもろもろあってできないためその選択肢は現時点では却下。
Povo 1.0はNano SIMで利用しているため、楽天モバイルはeSIMで契約。楽天モバイルは利用料金はデータと通話量に応じた課金で月中に申し込んでも日割り計算無し、初期費用や解約手数料も無し。

posted by K's at 17:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行・地域

2025年01月13日

S5のAudi connectがPovo 2.0で利用できた

新車登録から3年は無料、以後は2年で36,000円払わないと利用できないAudi connect、当然中古で買った私のS5カブリオレも利用できない。こちらこちらの記事で格安SIMで利用できることを知り、私もPovo 2.0を契約して試してみたところ、使えない機能はありますが接続はできたのでそのまとめ。ひとまずこの状態でトッピング無しの期間をできる限り引っ張ってみようと思います。

私の接続までの経緯は以下の通り。
先人の皆様方の結果を見るに、キャリア問わず「音声通話可能なSIM」であれば可能なのではと考えた。そこで、初期費用無し、オンライン申し込み翌日にSIMが届く、トッピングを付けなければ128kbpsのデータ通信可能(ただしSIM有効化から180日間トッピング申し込みが無いと解約される)という、Povo 2.0で試してみようと考えました。うまくつながるなら必要なときに180日間利用可能の1GB 1,260円か、そのときに提供されている適切なトッピングをを必要なときに申し込むという前提で。

Povo 2.0はオンラインで申し込み、本人確認等を済ませると早ければ翌日にSIMが届きます。届いたSIMをPovo 2.0アプリで有効化し、元々入っていたSoftbankのSIMを取り出し、Povo 2.0のSIMをセットします。その後の手順は以下。また、追加的作業として、取扱説明書のAudi Connectの箇所を確認し、車両コードを入力して車とmyAudiアカウントをリンクさせました。

MMI設定>接続マネージャーを選択
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データ接続を選択し、右メニューでオンライン設定を出し、データ接続設定を選択
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APNの設定をする。Povo 2.0のAPN設定情報はこちら
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オンライン設定の接続状況を確認する。先人の皆様達の例では接続するとここにキャリア情報が出るようだが、私のは出てこない
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一方でデータボリュームを見ると受信・送信データが更新されている
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地図にONLINEのアイコンも出るようになりました。ナビにはGoogle Earthも選択可能になり、また、myAudiアプリで入れた目的地を車のナビで指定することも可能になってます。
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ルームライトの間にあるSOSコールのスイッチも稼働を示す緑ランプ点灯。これに音声通話回線が必要なので、データ通信専用SIMが使えないのかとも考えたのですが、取扱説明書には「SOSコールの通信はAudi connectとは別のSIMを使う」とあります。元々この機能は意識していなかったので、以前から赤ランプが点灯していたおぼろげな記憶はありますがはっきりとは記憶していません。また、使えるようになった理由も私にはわかりません。さらに、SOSコール用のSIMがどこに設置されているかの情報は取扱説明書にも記載ありません。
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ライセンスとかは初回車検より数ヶ月早く期限到来している模様
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SIM設定前に確認しなかったのでSIMを入れる前の状態はわかりませんが、現在SOSコールなどの機能は28年6月まで有効となっています。
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2025年1月現在、アウディからAudi Function StoreでAudi connect myCarManagerという、車両の状態、駐車位置、リモートロック・アンロックをできるサブスクサービスが2年12,650円で提供開始されていることもあり、この要件として車のインターネット接続があるため、新車購入時のSIMから変更してもインターネット接続とSOS通信の通話はできるように変更したのかもしれません。また、この契約をするまで、カーファインダー、施錠/解錠、車両ステータスは期限切れとの表示になるのかと思われます。
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2024年08月06日

Moleskineのデイパック修理

数年利用していたMoleskineのスリムなデイパック、経年劣化で取っ手やマチ部分の飾りがボロボロに。おそらくフェイクレザーのポリウレタンの加水分解かと思われる。MacBook Airや500ペットも入り、かさばらずに重宝しているので修理をしてみた。

検索して見つけた伊藤鞄製作所に写真を送付して見積もり依頼。担当の方と電話し、概算額を伺い、現物を送り、先方が現物受領後再度電話で修理内容の確認。同じような質感の革に交換してもらうこととし、1ヶ月ほどで修理完了。費用は24,750円と新しい鞄が買える値段であったが、前のものと全く違和感ない形で革製に。このバッグ手に入れたのはコロナ禍でCathay Pacificのマイレージの使い道がなくなって交換したものなので、そこは気にしないこととした(笑) あと何年使えるかな。

修理後と修理前の写真 
修理後
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修理前
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2024年07月29日

S5カブリオレのこと

諸々あって手放したA5カブリオレだがやっぱり背に腹は代えられず(なんのこっちゃ)、環境変わったのを機に2023年春にたまたまCarSensorでカブリオレ検索して出てきたのがこのS5カブリオレで、すぐに現車を確認に行き即決した。
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 A5/S5は17年にF5・B9世代としてカブリオレ、クーペ、スポーツバックいずれもフルモデルチェンジしたが、カブリオレはあまり売れなかったのか、日本では19年半ば頃にひっそりとカタログ落ち。従い中古のタマも少ない。前のモデル(8T/B8)は時々見かけることはあったが、F5・B9世代はスポーツバックは見かけたことはあるもカブリオレやクーペはまだ一度も遭遇したことがありません。JAIAが年間、四半期で上位20位まではメーカー、モデル別の統計を公表していますが、ここにA5が入っているのは2010/4~2011/3期に前モデルのA5シリーズとして2,101台。また、前モデルのS5カブリオレがエアバッグリコール時、対象台数が1年3ヶ月位の期間で50台だったことから考えるとそれより少ないくらいなのでしょうか。さらに、数少ない中古車もほとんどが黒革シートか、落ち着きがないので選択肢から外していた赤幌+赤革シートの組み合わせのどちらかなので、自分が探していた明るい内装であることという要望を満たすのはこれしかなかったのではないかと。出会えたことの運に感謝である。

・初度登録2018年
・走行距離約1.2万キロ
・外装色:Glacier White(メタリック)
・幌:茶色
・その他
 S5標準装備+オプション全部盛り+Audi Exclusiveインテリアとおなかいっぱいの状態。装備説明のリンク先はAudi Techology Portalですが、他モデルのなので私のS5のとは少し違うかも。
S5標準装備
・8速ティプトロニック tiptronic
・マトリックスLEDヘッドライト& LEDリアライト Matrix LED headlights  LED rear lights
・サスペンション&ダイナミックステアリング A5 Coupe - Suspension with damper control  Dynamic steering
・アウディドライブセレクト Audi drive select
・アダプティブクルーズコントロール (トラフィックジャムアシスト、ストップアンドゴー機能付)
・アウディプレセンス シティ、ベーシック、リア  Audi pre sense  pre sense city
・アウディアクティブレーンアシスト、ターンアシスト
・エグジットワーニング A4 exit warning
・タイヤ空気圧モニター Tire pressure monitoring system →先日これでスローパンク検知できた

オプション
・リアスポーツデファレンシャル(これで車重20kg増) Sport differential
・エクステリアミラーハウジング カーボン
・セーフティパッケージ(パークアシスト、サラウンドビューカメラ)
・バーチャルコックピット New control and display concept
・B&O 3Dサウンド
・ヘッドアップディスプレイ Head-up Display
・レザーパッケージ(Sスポーツシート、ファインナッパレザー、マッサージ機能付きランバーサポート)
・ドアエントリーライト  フォーリングス → サードパーティのフォーリングス+Gekkoに付け替えてみたがこれはエッジのシャープさが今ひとつw
・Audi Exclusiveインテリア(アラバスターホワイト+コニャックブラウンのシートとドア内張)
・Sモデル専用フロアマット プレミアムスポーツ
・エアバルブキャップ フォーリングス

タイヤ
 新車装着で5年交換されていなかったConti Sports Contactはうっすらひび割れも出ており、車検もすぐに来ることから納車後即交換。ミシュランのCross Climate 2にしたかったのだが、車検前に入荷めどが立たないことなどもあり、2年履いて交換すれば良いと考え、即交換できるタイヤを探し、横浜ゴムのAVID ENVigor S321というのを見つけて交換した。これまでのところ特に不満はない。なお、255/35 R19のオールシーズンタイヤの情報はこちらに。

燃費と運転
 昔の感覚だと3Lエンジンは1桁半ば位の燃費だっただろうが最近のエンジンの進化は著しく、アイドリングストップもあり、ロングドライブなら10~11km/L、街乗り中心だと9km/L程度。ACCがついているので有料道路や信号のない一般道は前のA5に比べ楽である。
 Drive selectのモードは街乗りはEfficiency、一人でのダイビングの道中や首都高はDynamic、相方乗せているときや高速巡航はComfortと使い分けている。EfficiencyやComfortではアイドリングストップも働く。山道などはDynamicにするか、スポーツシフトにするとシフトタイミングだけではなくロックアップの加減も調整されるのか、適度にエンジンブレーキも効いて運転しやすい。

Audi Connectと純正ナビ
 SIMカードは入っているがAudi Connectは契約期限切れ。Apple CarPlayが使えるので必要ならそれを使うので契約せず。純正ナビの地図は2020/2021バージョンで無償アップデート期間は終了。最新版へのアップデートには35,200円かかる。このカーナビちょっと癖があって、直進していけばいいのにわざわざ横道それて再度もとの道に戻るなど、時々なぜこの道を案内する??ということがある。CarPlayはデフォルトでは有線のみだが、CarLinkitでBluetoothを使ってつなげるようにしました。
→Povo 2.0でAudi Connectつなげた記録はこちら

ウィンドデフレクター
 4座のカブリオレはオープン時の風の巻き込みが多いので前モデルでも装着していたデフレクターも購入。ディーラーに聞いたらB9用は15万円くらいするのに加え、在庫が日本にないとのこと。それ故eBayで見つけた中古品を購入。ドイツからの発送でエアフレイト込みでおよそ1/3の€380(当時のレートで約5.7万円)ですみ、多少傷はあるが気にならないレベルでした。前モデルのA5/S5同様、真ん中で折りたためるタイプ。

運転席のシートポジションメモリー
 アウディはSモデルかS Lineでないとシートポジションメモリーがなかったり、オプションとしてつけようとしても設定不可(今は変わっているかもですが)。相方も乗るのでこの機能はどうしても欲しかったので、S5ならその点は問題なし。



2024年06月14日

自宅のデータバックアップ環境

お子さんが生まれて写真やムービーがあっという間にiPhoneのストレージを埋め尽くすようになった知人にデータの保存を相談されたこともあり、自宅のデータバックアップ環境を見直してみた。バックアップの構成を表にしてみると以下の通り、基本的にはTimeMachineを使ってマック本体のバックアップをしている。バックアップに頻度は不定期だが、3〜4ヶ月に一度はやっているかな。。
マシン
バックアップ先
(TimeMachineの保存先)
バックアップのバックアップ先
M1 MacBook Air (512GB)
外付SSD (1TB)-
M3 iMac (1TB SSD+2TB外付SDD)
外付HDD1 (8TB)外付HDD2 (8TB)
iPhone 14 Plus (128GB)M3 iMac (1TB)-

上記のように、各MacのデータをTimeMachineでそれぞれ外付SSD・HDDにバックアップしている。外付HDD1には過去に使っていたMacからオフロードしたデータ、主に写真や動画を保存しているため、これらはiMacのバックアップデータとともに一緒に外付HDD2にもバックアップすることでどちらかのHDDが壊れたときに備えている。
2台の外付けHDDを使ってバックアップとそのバックアップを保存していくやり方は2010年位からで、当時は3TBでスタートし現在8TB、HDDはバルクで売っているSeagateやWD製品を使い、できればそれぞれ別メーカーにする、同じメーカーであれば買うタイミングや場所を変えて違うロットにするようにしている。現在の8TB HDDはいずれもSeagateのBarracudaで、1台は中国工場製、もう2台はタイ工場製。これまで幸いにしてHDDが壊れたとかいうトラブルには遭遇してない。

クローニングはHDDのクローニングができるロジテックのHDDスタンドLHR-2BDPU3で行い、8TBであればほぼ丸一日かかる。また、クローニングされたHDDはクローニング前のHDDと同じサイズになってしまうため、HDDを大容量化するときはまずHDDをMacにつなぎ、古いHDDから新しいHDDにデータをコピーし、その後新しいHDDをクローニングしている。

クローニングした外付HDD2を物理的に別の場所に保管すれば最強なのだろうが、今のところそこまでしなくてもいいかと思っている。

ちなみに知人にはここまで運用を教えるのが面倒だったので(笑)、まず写真はアマプラ会員が使えるAmazon Photosを勧めておいたが、動画はHDDに保管するしかないんじゃないか、とアドバイス。

posted by K's at 17:25| Comment(0) | TrackBack(0) | Mac/iPhone/iPad