2020年12月01日

M1 MacBook Airへの移行のTips:ユーザー名、ATOK設定、Sidecar使えるようにするなど


こちらで書いたように慣れないUSキーボードに手を焼き、発売と同時にポチしたM1プロセッサ搭載のMacBook Airが到着したので早速MacBook ProからMacBook Airに環境移行。毎回のことですが単純に移行アシスタントで環境移しておしまい、というわけには行かず、私が遭遇したのはこんな点でした。

移行直後のMBAログイン画面で日本語のユーザー名が入力できねえ:アカウント名を入れること
Big Surだけの現象かもしれませんが移行直後、ユーザー名の日本語が入力できず右往左往。ここはアカウント名の英数字を入れる必要があります。なので移行前に移行元のMacのアカウント名を確認しておきましょう。
Google先生に案内されたのはこちらで、アプリケーション>ユーティリティ>ターミナルを開き、「ls /Volumes/Macintosh\ HD/Users」とたたくことなのですが、Appleのサポートにもっと簡単に確認できる方法がありましたので以下にコピペしておきます。
「アカウント名を忘れてしまった場合は、Finder  ウインドウを開いて、「移動」>「ホーム」と選択します。アカウント名がFinderウインドウの上部にある家のアイコンの横に表示されます。」だそうです。


ATOKに切り替えても入力できない:キーボードを認識させること
日本語IMEはATOKを使い続けているのでMBAでもATOKにするも、どうやっても入力できない。原因はATOKのキーボードが選択されていないためで、どうやら移行元がUSキーボードのMacBook Proであったため、JISキーボードが認識されなかったようです。

これはATOKの設定から行います。メニューバーでATOKのアイコンを選択し、タップするとATOKのメニューが出てくるので、下の方にある「環境設定」をタップし「入力補助>キーボード配列」を開きます。一番上の「現在の環境設定」が自分の利用環境であることを確認します。その下の「入力・変換」タブをクリックするとキーボードの設定画面になります。ここが「英語入力時のキーボード配列:US」になっていると思いますので、その下の「キーボード配列の種類を変更する」にチェックを入れて「JISキーボードの配列」のボタンをクリックし、最後に右下の「OK」をクリックして終了です。下のスクショも参考にして下さい。
atoksettei.png


Sidecarを使えるようにする:MacとiPadをケーブルでつなぎ、互いのデバイスを信頼させる
移行とは関係ないのですがiPadをサブディスプレイとして使えるSidecarは便利なのですが、設定できても実際Sidecarができないと言うことがよくあり、試行錯誤してSidecarができたときには何でできたんだと言うことを往々にして忘れているもの。
どうやら、忘れるのがこの「デバイスの信頼」の設定のようで、スクショをとろうにもこれを再現しようとすると設定リセットをしなければならないので、設定をリセットしてまでスクショをとろうというインセンティブが起きない。。。

ヒントになったのはこちらに書かれている「2.デバイスを信頼し、Finderから「WifiがオンになっているときにこのiPadを表示」にチェックを入れる」の設定。私の場合、まずMBAとiPadを有線でつなぎ、MBAのFinderを開いてつなげたiPadが表示されていることを確認。次にそこに表示されているiPadをクリックしたらiPad側が「デバイスの信頼」なんちゃらの画面になり、iPadのパスワードを入れた後、MBAのシステム環境設定のSidecarの画面で「接続先」に自分のiPadが選択できるようになりました。

以上、何らかの形でここにたどり着いた皆さんのお役に立てば幸いです。
posted by K's at 17:14| Comment(0) | TrackBack(0) | Mac/iPhone/iPad

A5カブリオレ:リアガラス周囲の剥がれを修理

コロナ禍で車の走行距離も伸びない中、10月に入り、リアガラスの周囲が剥がれて浮き上がってきているのに気がつき、ブログにもメモしておいた修理屋「いー修理」さんのサイトを見たりGoogle先生で検索して対処を検討。接着剤の劣化による剥がれの模様でこのままではいつかリアガラスが落下し、修理金額もかさむと思われることから、早速連絡を取って修理をお願いしました。

修理前の状態:右側
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修理前の状態:左側
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修理前の状態:上部右側
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修理前の状態:車内左側
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修理までの経緯
メールを出したのが10月中旬、翌日にメールをいただき、入庫できるのが11月末頃になることと、その間の応急処置を指南いただきました。その指示にあったものが、ボール、エアポンプ、防水テープを買って下さいとのこと。早速近所のダイソーでゴムボールとハンドポンプを、近所のホームセンターでダクトテープを購入。
応急処置の内容とは、車内側からボールを使いガラスを支え、外側からはガラスの縁にダクトテープを貼って水の浸入を防ぐとのいうもの。ボールで内側からガラスを支えるというアイディアはなかなかなものと。エアポンプはボールからある程度空気を抜いた状態で車内に設置し、その後エアポンプで空気を入れ、ボールが適切な力でガラスを支えるよう調整します。そして、丁寧にも、内装とゴムボールの間には段ボール等を敷いておくようにとの指示も。これはおそらく内装にボールの色移りなどがないようにするためのものと思います。外からガラスの縁に張るテープは100均のガムテでは耐水性がなく紙製のテープでは後処理が大変とのことで「SEKISUI キミツボウスイテープ #740 50x20 クロ」というのを案内されましたが、近所のホームセンターで同じ製品が見つからず、代わりにアメリカでダクトテープと呼ばれる耐候性のある「アサヒペン パワーテープ」の黒を購入しました。

応急処置に使ったもの
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ガラスの縁のダクトテープと車内のボール
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修理
11月に入り、当初の見込みより早く修理に着手できそうとの連絡をいただき、入庫日を決めていー修理さんに持ち込みました。その場で現状を確認いただき、今剥がれがみられないガラス上部は今回無理に剥がすとかえって悪化する可能性もあるとのことから、現状見て今修理対象外となる可能性があり(ただし、将来剥がれるときはここから剥がれる)、その分修理代は安価になるとの説明をいただき、車を預けました。ガラス周囲すべてを修理した場合は税込み88,000円と部分修理と大きな差が無いので上部も剥がれかけてついでに修理して欲しいくらいと思っていました。
1週間ほどで修理は完了し、元々の接着剤がしっかりと付いているガラス上側以外の左右と下部の接着をやり直し、また、幌の端にはシーリングを充填する修理を実施したとのこと。費用は税込み82,500円でした。修理には1年保証があり、1年内にシーリングが割れたりしてきたら対処しますとのことでした。いー修理さんは各種クレジットカードやPayPay支払いも可能です。

修理後の状態。縁に今までなかった黒いシーリングも充填されています。
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剥がれの原因
接着剤の劣化ですが、これがどのくらいで起こるかは保管状態次第とのこと。私のA5カブリオレは2011年式なので今年で9年目、私が購入して5年間、駐車場は屋根のある機械式なので、幌の劣化は私が購入するまで屋外に保管されていたりしたことによるものでは推測。というのはA5カブリオレの前に13年乗っていたTTロードスターは新車時からずっと屋根付きの機械式での保管で、幌の劣化のそぶりもなかったので。

コロナ禍で車の走行距離は伸びないものの、「密」や人との接触を避けるために利用頻度は増えており、また、幌を開ければ換気抜群で「三密」とは無縁のこの車。夏の車検ではドラレコも取り付けたことだし、今後もしばらくがんばってもらいましょう。
タグ:Aud A5 Cab
posted by K's at 15:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 車:Audi A5 Cabriolet

Macのキーボード選択:使い慣れているものを選ぼう

半年前のMacBook Pro 13"購入時、なぜかそれまでずっと使い続けていたJISキーボードを止めてUSキーボードにしましたが、使い始めてまもなく「後悔」。指がキー配置を記憶しているJISキーボードとUSキーボードの微妙な違いに慣れず、入力が本当に面倒になってしまい、2020年11月のアップルシリコン搭載機の発表を機にJISキーボードのMacBook Airに買い換えました。キーボードは使い慣れたものにすべきと考えます。

USキーボード、ローマ字入力はほぼ問題なくできるとしても、細かな違いからの入力ミスが多くなりました。例えば、よくやってしまったのが記号のミスタイプ。位置がJISとUSキーボードで違うためとJISキーで打ちなれている記号キーのタイプミスをしょっちゅうやってました。よくやったのは「(」を打ったつもりで「)」がでてくることや・を探してしまうこと等です。さらに、USキーボードは日英の切り替えがJISキーボードのような「英数」「かな」キーがないため、切り替えにはキーを2つ同時にたたかねばならないこと(CapsLockにキーアサインすることもできるが)も日本語と英語の入力切り替えが多い私的には面倒でした。ひとつひとつはたいしたことないのですが、発生頻度が多いため「ちりも積もれば」でストレスとなり、また、データ保存用などに使っているもう一台のMacBook Pro(2012年もの15インチ)や会社貸与のWindowsPCもJISキーボードであるため、なかなかMacBook Pro 13"だけ指の動きを変えるというのは難しく、アップルシリコン搭載機の発表を見て乗り換えを決めてしまいました。

USキーボードが良い、と力説する人はウェブ上にたくさんおり、キー配置や見てくれはすっきりしてて格好良いのは事実です。ただ、キーボードはMacとの重要な入力インターフェースであり、使い慣れている方にするべきと言うことを私は推します。そして、JISキーボードでブラインドタッチができている人は間違えなくJISを選んだ方が良いと思います。逆の考えでUSキーボードに慣れている人は選べるならUSキーボードを使い続ける方が良いかと思います。

Apple StoreのCTOでキーボード選択に悩んでいる人の参考になれば幸いです。
posted by K's at 14:06| Comment(0) | TrackBack(0) | Mac/iPhone/iPad