天気予報は今ひとつであったが、海の中は違うだろう。前日土曜日にハンマーヘッドが出たとの知らせもあったことから、期待を胸に神子元島へ向かう。出発時の天気は曇り。途中西湘あたりで青空が見えるも、伊東あたりで大粒の雨が落ちてきてオープンドライブもおしまい。そこから先はもうバケツをひっくり返したような大雨と雷の中を南伊豆・海遊社に。
雨は出航前に上がり、空は明るくなってきた。風も弱く海も穏やか。そんな良いコンディションの中に出航間際に一人穏やかでなくなった人が....出航直前にウェットスーツの股間が破れる、というトラブルに遭遇しちゃった私である。ガムテープで直すが、気休め。まあ、しょうがないと言うことでこのまま海へ。
1本目 ジャブ根エリア
エントリーした瞬間、久々に「蒼さ」を感じる海。破れたウェットでも問題ないくらいの暖かさ(19−20度)。タカベとイサキがいつものように出迎える中、釣り針にでも引っかけられたのか、口から吹き出物?を垂らしたm級のカンパチがゆっくりと通過。
その後は次から次へとワラサの群れのオンパレード。周辺にはこれまた立派な真鯛も。ワラサやカンパチの群れの下でおこぼれを狙っているとか。
そして、ガイドのSさんのトンカチ音に上を向くと、ゲゲゲの鬼太郎に出てくる一反木綿のようなシルエットが....そう、ハンマーヘッドの登場です。それも群れ!去年出会えなかったので2年ぶりになります。やっぱりいましたねえ....。でも、ハンマーの群れはあっという間にワラサの群れにかき消されてしまいました。その後もワラサワラサで大満足のダイビングでした。
ここでまた足を引っ張ったのは私。タンクがゆるみ、直してくれたガイドのSさんがなんとワイコンを落とすというハプニング。Sさんごめんなさいm(_'_)m
本日も神子元島沖にて休憩。弱い東風のため江の口エリアで休憩。少しずつ晴れ間も見えてきて暖かく、海も穏やか(^^)
2本目も同じくジャブ根エリア
1本目の再来を、という思いを込めるが満潮が近く潮が緩くなってきたせいか、1本目より若干コンディションも悪く、水温も低い(でも19度くらいはある)。タカベとイサキは言うまでもなく登場するが、カンパチやワラサは出てこない。オキナヒメジの群れなどを撮影してお茶を濁す。トビエイも出てくるのだが、いるエリアが寒いため皆寒がって近づかない(笑)。
ちなみに今日のこのチームは「神子元一の明るさ」の集団。常連のKさんご夫妻、Iさん、Oさん、私の5人にガイドのSさんという6人組でしたが、Kさん、Iさん、Sさんは強烈なキセノンビデオライト(しかもIさんのは2灯)、時折私が発光させるガイドナンバー30のYS200と、おそらく神子元一の明るさ。魚もさぞかし驚いていたであろう。透明度悪くても迷子にならないぞ(笑)。
2本潜り終えて初夏の青空のもと、船は港へ。
3本目に行く人たちを残して下船し、お昼→お昼寝→ビデオ鑑賞(ワイコン落下の衝撃映像も....)→ログ付け。18時頃出発し、展望台で虹を見たりしながら国道135号をひたすら走る。またしても川奈のおお田で晩飯。今日は金目の煮付けにありつけた(^^)。順調にいきすぎたので、途中国道1号をちんたら走り、ETCの深夜割引が使える時間に東京料金所を通過できるように調整して帰宅。帰宅と同時に雨が落ちてきた。
大雨と雷の中でも出かけたかいのあるダイビングでした。車検やらウェットの修理やら富里のマラソンやらで次に行くのは早くて3週間後なのが残念であるが...。