2月18日〜23日、おがさわら丸で25時間かけてはじめて小笠原へ。
3日間ダイビングと合間のホエールウォッチングを楽しみました。
2月19日 25時間半の船旅を終えて、定刻20分遅れで父島・二見港着。
DS(エスコート)と宿の出迎えを受け、ピックアップ時間を確認してから、宿の出迎えの車に乗って宿に向かう。小笠原村の官庁街(笑)にある宿で、時節柄か工事関係者が多いらしい。ダイビングの準備をして出発。今回は船長1,ガイド1,ゲストは私を含め3名。私以外は皆ドライである。
まずは兄島のポイントへ向かうが、いきなりザトウクジラの親子三頭に遭遇し、ホエールウオッチング開始。親の鯨の大きさは迫力満点。鯨の動きを予測するには、偏光グラスのサングラスやPLフィルタ付のカメラがあると便利。
1本目は兄島のバラ沈と呼ばれる沈船のあるポイントで潜り、ツバメウオの群れや巨大なカエルアンコウと遭遇。それから二見湾の南にある沖二子岩というポイントへ。移動途中に再び鯨三頭に遭遇。初日からついているか?潜ってみるとこちらでは単体でふらふらとやってきた巨大なカンパチに遭遇。
神子元や沖縄との違いは、時折水中で口笛のような音が聞こえること。これがザトウクジラの歌といわれるものか。ただ、秋の神子元と同じような気候(気温18度、水温20度)にもかかわらず、潜っていても30分程度たつと寒気を感じる。従い35分程度で上がるので正解かと。
スタートが遅かったため2本潜って港に戻ったのは5時過ぎ。経度的には東京(内地)と同じくらいなので日没時間も東京並みなので空は赤く染まっている。宿に戻って冷え切った体をシャワーで温め、夕食を取ったらようやく体の中からも暖まった感じ。夕食後の腹ごなしに散歩へ。緯度が低いせいかオリオンの位置も高い。23区内では見えないエリダヌス座のカノープスも見える。残念ながらアルケナーは見えない。