半年以上前になるけど、マイナス金利になったこともあり住宅ローンを借り換えました。
よく「借り換え前に今の借入先銀行と金利交渉を」とあるも、実際にやったらどうなるかという報告はほとんど見ませんので、まとめてみました。
1.借り換え候補先である三井住友信託銀行に仮審査を申し込み、諸々書類提出して仮審査通過。
2.新生銀行との交渉
仮審査が通った後に、現在の借入先である新生銀行に借り換え検討中であることを伝え金利交渉。借り換え前の条件は以下の通り。
金利:当初固定10年 1.3%
ローン残高:約1,500万
返済期間残:約11年(固定金利期間の残りは6年半)
交渉は新生銀行のコールセンターへの電話。借り換えを検討しているが金利の引き下げは可能かどうかを打診。可能とのことで借り換え候補先の条件を聞かれ、三井住友信託銀行の10年固定0.5%(当時)と答える。その場で条件等を説明いただいた。
・適用金利は契約月の当初借入金利:私が聞いたときは10年当初固定で1.1%(借入金利は0.2%下がる)
・当初固定期間の基準日は金利変更の契約月から。当初固定金利期間の終了が近い場合は実質的に固定期間の延長と、固定期間以後の金利が上がる場合は以後の金利削減が可能になる。
・手数料は21,600円+印紙代800円程度
・審査必要(1週間から10日かかる)
・残存期間の延長は不可。残存期間内で変動または当初固定(私の場合は最大10年まで)を選択
・固定金利期間終了後は基準金利適用、ただし、ローン残高500万円以上なら基準金利-0.4%
3.結論
三井住友信託銀行が0.5%として、保証料や司法書士手数料等の支払いをネットすると支払総額の削減額が約40万円。新生銀行の10年固定の当初借入金利が0.9%以下になるなら新生銀行で金利変更手続きするメリットありという計算となり、三井住友信託に借り換えました。
ということで、借り換え前に金利交渉はやってみる価値ありです。借り換えを検討している方はまず借り換え候補先の仮審査を通過した後に現在の借入先に交渉してみると良いかと思います。
2016年11月27日
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