20数年ぶりに香港に行ったので備忘録
現地のモバイル環境
日本語説明書も付いていて安価なので出発前にチャイナモバイルの「香港プリペイドSIM」を入手。590円
香港で利用開始後4日間有効、香港国内への無料通話80分付。
利用方法は日本語の取説が付いているのでそれに詳しいが私の場合以下で実施(iPhone6S Plus)
1. 香港到着前に機中でSIMを交換し、IIJ mioのプロファイルを削除(設定→一般→プロファイルから)
2. 香港着陸後、機内モードを解除する
3.「キャリア設定アップデート」を促す表示が出るので、「アップデート」からアップデートをするとプロファイルがインストールされる。
4. キャリアからの利用開始のSMSが届く(以下スクショ)
内容は誕生日を登録すればさらなるプロモーションが届くとか、有効期限が通知されているものなので無視して構わない。また、残日数を通知するSMSも毎日届く。
帰国時
1. 香港離陸後、機内でチャイナモバイルのプロファイルを削除
2. 日本に着陸後、機内モードを解除し、「みおぽん」アプリを立ち上げ、「構成プロファイルのインストール」を実施し、元の環境に戻す
Airport Express
空港から香港市内まではAirport Expressを利用。
チケットはMTRのサイトから往復券を事前購入が安い。今年は開通20周年記念なので20%オフで購入できました。
QRコードを選択すると決済後メールでQRコードが送られてきます。複数枚のチケットを購入した場合は、1通のメールにチケット番号が異なるQRコードが枚数分送られてきますのでメールを最後までスクロールするように。
スマホにスクショなどを保存しておいて、空港から市内に行くときは降車時の改札口で、香港市内から空港に行くときには乗車時の改札口でQRコード読み取り機のある改札で読み込ませればOK。QRコード読み取り機のある改札機はまだ少なく、各改札口に1−2台です。
オクトパスカード
香港の地下鉄、バス、スターフェリーなどはオクトパスカードがあると小銭を用意する必要なく便利。旅行者の場合Sold Tourist OctopusとOn-Loan Octopusが選択肢になりますが、Sold Tourist OctopusはHK$39かかる上にチャージもされていないので、私たちはOn-Loanを購入し、帰国時にMTRのカウンターで1枚HK$9の手数料払ってデポジットとチャージ残価をリファンドしてもらいました。On-LoanはHK$150でこのうち$50がデポジット、残り$100が実際に使えるチャージ額となります。
なお、On-Loan Octopusは空港や地下鉄駅にあるMTRのCustomer service counterでしか購入できず、また、クレジットカードでは購入できませんので注意。
台風
滞在中に史上最強クラスの台風22号(マンクット、中国では山竹)に遭遇。
当日はシグナル10の警報が発令され、外出は全くできませんでした。
ちなみに香港での台風の警戒シグナルは1→3→8→9→10。8になると学校も会社も休みで取引所も閉まり、動いているのはホテルの中位になります。MTR等も間引き運転となり、タクシーも捕まえるのはほぼ困難となります(シグナル8以上では通常彼らがかけている保険では損害がカバーされなくなるため、シグナル8が出るとさっさと帰庫してしまうタクシーがおおいからということらしい)。過去60年でシグナル10が発令されたのは15回しかなかったとのことです。
私たちの泊まっていたホテルは台風の直接的な被害はなかったものの、夕方から停電となり、夜になっても復旧の見通しが立たないため、ホテルのバーのスタッフからホテルを変更することを勧められ、相方が交渉して同じモール内にある系列ホテルに移りました。こういうときは日本のようにすぐに復旧する感じではなさそうなので、早めにこういう交渉をした方が良さそうです。