2019年10月25日

ウルル(エアーズロック)情報 (2018年12月時点)

2018−19年の年末年始、世界最大の一枚岩ことウルル(Uluru)、通称エアーズロックに行ったので今後行く方のため備忘録を。写真なしひたすらテキストのみ。

ウルルについて
ウルルはオーストラリアのほぼ中央部にあり、滞在先はウルル観光のために作られた町ともいえる「エアーズロックリゾート」になります。エアーズロックリゾートは様々なレベルの宿泊施設からスーパー、ガソリンスタンド、医療機関、スタッフ向けの住宅や学校などがあります。また、エアーズロック空港もリゾートが運営しています。この大陸のど真ん中にある、陸の孤島への物資補給のため、1,600km以上離れたアデレードから、ロードトレインと呼ばれる全長55mにもなる長いトレーラー(新幹線2両分ちょっと)が週2回、食料品からトイレットペーパーまでの様々な物資をリゾートに輸送し、そして、リサイクルされる廃棄物がその帰り便に乗せられてアデレードまで送られていると。

気候
南半球なので日本と季節は逆になります。そして、内陸と言うこともあり夏は酷暑です。私たちの滞在中はずっと晴天。日中の最高気温は46度、アスファルトも溶けるし、素材によっては靴底も溶けて小石がくっつく気温です。日が沈んでも熱風が吹き付け27度くらいという感じです。行動できるのは朝か夕方以降で、日中は正直外に出る気力は起きませんでした。幸いにも湿気がほとんどないので日差しを凌げば日本の夏ほどの暑さは感じません。
時期をえらべるのであれば、日本の春か秋に行くのが良いかと思います。現地ガイドによれば4−5月頃がおすすめと。

蠅が多い
蚊はいないが蠅が多く(特に夏場は多いらしい)、リゾート内はもちろん、UluruやKata Tjutaを歩いていてもまとわりついてくるので非常にウザい。ウルルやKata Tjutaを歩く際に顔を覆う防虫ネットを被っている人も多かったです。気になる人は防虫ネットを持って行くのが良いかと。リゾート内Town Squareにある売店でも入手可能です。

宿泊施設
こちら(エアーズロックリゾートのサイト)にあるとおり、リゾートホテルからキャンプサイトまで、予算に応じて様々な宿があります。総じて値段は高めです。
超高級アコモデーションLongitude 131はエアーズロックリゾートから少し離れたところ、ウルルに近い場所にあります。

私たちが泊まったのはEmu Walk Apartmentというキッチン付コンドミニアム。部屋は50m2位の1LDKで寝室(ツインかダブルベッド)、ソファベッド2台とテーブルのあるリビング、キッチン、テーブルのあるバルコニーが付いていて、最大5人程度まではOK。キッチンはIH。食器やカトラリーは一通りそろっていますが、調味料や油類はありません。洗濯機と乾燥機はあるが、洗濯物を干す場所はないので乾燥機を使いましょう。240Vなので2−3時間乾燥機にかければ乾きます。
アメニティは洗剤やシャンプー−、石けん、リンス、洗剤(洗濯用と食器洗い用)、水がありますが、スリッパとティッシュペーパー備え付けなし。チェックイン3時からだが部屋が用意でき次第入れてくれる。また、滞在中にタオル、清掃交換不要の札をドアに出しておくとチェックアウト時に10$のクレジットをつけてくれて実質値引きしてくれます。
部屋の広さや設備は申し分ありませんが、建物の構造的に数段ですが階段でのアクセスが必要な部屋が多く、大荷物の人、車椅子など体に不自由な人は正直使いにくいかと思います。

インターネット
リゾート滞在者は滞在中Wifi利用可能。Camp Groundを除けばほぼリゾートの施設全体をカバーしており、チェックイン後部屋で認証すれば、以後リゾート内の施設ならどこでも同じように利用可能。ただし、1部屋のアカウントで同時接続できるのは3台までで、4台目をつなごうとすると拒否されます。

食料、日用品の買い物
リゾート内のTown SquareにあるIGAというスーパーがリゾート内ただ一つのスーパー。肉もお手頃価格だし、私たちが泊まっていたEmu Walk Apartmentはキッチン付コンドミニアムだったので、自炊を考えてみたが、キッチンには調味料もなく、また、スーパーで缶、瓶ビールやボトルワインなどのアルコールがおいてないこと、下にも書いたがアルコールを売っている店で買ってもレストランで食事しながら飲むのと値段が変わらないと言うこともあり、自炊はやりませんでした。滞在中の飲み水はホテルの部屋にあるのでは当然足りないのでここで買いましょう。水は1.5Lの6本パックがGST込みでA$9.99。

部屋飲みしようとするとアルコールは高い
スーパーのIGAではアルコール類は一切は販売されておらず、手に入れたい場合はOutback Pioneer Hotel & LodgeのBarまで行く必要があります。ビールは1本7−8ドル、ワインは30ドルくらいとレストランで飲むのと同じくらいの値段。また、一人あたりの上限が決められており、ビールは1日6本までとなっています。リゾートの従業員やその家族、アボリジニーの人たちも住んでいるため、ここで買う以外に他に何らかの方法で手に入れられるのかもしれませんが、短期の旅行者には方法はわかりませんでした。
自炊をしたい、何人かで滞在して部屋飲みしたいなと言う向きは、飛行機の預け入れ荷物料金次第かと思いますが、Uluruに向かう前にシドニーなどでビールやワインを箱ごと購入して持参した方がいいかもしれません。

posted by K's at 01:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行・地域
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