- mixiの日記から転載
今回は3泊4日、那覇1泊、宮古島2泊、ダイビング無し。1月の沖縄も初体験。木曜夜、仕事をさっさと終わらせて羽田へ。最終の那覇行きにて23:30頃公設市場の近くの安宿に到着。近所の居酒屋で生オリオンを飲んで床につく。
翌朝、農連市場周辺を散策し、市場内の食堂で沖縄そば、天ぷら、にが菜の和え物という朝食。たんかんを実家に送る。
11:20の宮古島行きで宮古島へ。到着後、原チャリを借りて伊良部島へ渡る。予定ではANAのB767が下地島で訓練中のはずであったが予定が変わったのか機体の影も見えず、海上保安庁?の機体が2回Touch&Goをしてどこかへ飛び去った。夏場と風向きが違うこともあり、B767が飛んでいたとしても、佐和田の浜から着陸するきれいな絵は撮れなかったであろう。原チャリを乗り回すにも寒く、早めに切り上げて宮古島へ戻り、常宿ゆくいへ。
到着後は地元のイベントに当たることが多い。今回は、同郷の出身で、以前常宿ゆくいのヘルパーをやっていて、地元の漁師さんと結婚したK嬢の二人目のお子さんの命名式に遭遇。生後100日前後に、近隣をご招待してお子さんのお披露目を行う宴席。ご祝儀を用意して向かう。
すでに部屋の中はできあがった大人たちでいっぱい、子供たちが走り回っている。顔見知りの地元衆と軽くオトーリを回し、赤ちゃんの顔を拝見。入れ替わり立ち替わり人が来るようなので、頃合いを見て宿に戻り、宿でまたしても飲み、寝たのは日が変わった頃か。
住まいの市営住宅は地元出身の人がデザインにも参画したという沖縄風?の作り。大人数の宴席にも対応できるよう、ふすまを取り払えば大リビングが出現し、玄関の他に風呂場やトイレにすぐ行ける勝手口まであるというこちらの住宅とはちょっと違う仕様だったのが印象的。
大神島
翌朝、飲み過ぎて目が覚めたのは9時過ぎ。夕方のフライトで帰るKさん、Oさんたちに誘われ、千代泉の醸造元見学。その後、7年ぶりの大神島へ。たまたま同じタイミングで泊まった、全く知らない人間同士が意気投合してしまうことが起こるのが、ここゆくいに泊まる楽しさでもある。
大神島はパーントゥの里・島尻から船で15分。島民以外立ち入り禁止のところも多いが、最近多目的広場なるものも整備されたためか、観光客もわずかながら増えている様子。
渡ったところで何か目的がある訳でもない。島のメインストリートの坂道を上った中腹あたりにある、久貝商店でビールを購入し、港にいた島在住のIさんを交え、多目的広場で4人で昼間から酒盛り。島の現状のお話を伺う。
人口は最近一人お亡くなりになって36人。小学生が3人、中学生が1人。先生と職員が生徒の倍以上で、先生たちは宮古島から毎日通ってくる。水道と電気は宮古島からの海底送水・送電。ガスはボンベを船に乗せて運ぶ(船の料金表参照)。宮古島にあるケーブルテレビもここは圏外のため、テレビはNHKと民放2局。漁師さんもいるが片手で数えるくらいだとか。宿泊施設はなく、泊まりたい場合はキャンプか島のセンターを利用することになるが、キャンプの場合は挨拶が必要であり、センターの場合は幾ばくかの利用料が必要とのこと。
年に5回島のおばあたちがこもる祭祀があり、そのときは島外からの来訪者は、港周辺の限られたエリア以外の立ち入りを禁止される。
島に車はなく、原付とゴルフ場で使われていた電動カートが交通手段(原付はナンバー付いてないわ.....笑)。二台ある電動カートのうち一台は、加山雄三が来島した際に使って、そのままおいていったとか(よかれと思っておいて行くにしても、処分のしようがないここに置いていくのはチト考えものではあるが....)。
そんな四方山話をしながらビールを飲んだら帰りの船の時間。Iさんに別れを告げて宮古島へ戻る。KさんとOさんに別れを告げて、私は犬の散歩がてら西の浜までジョギング。
写真は船の運賃表。人間の運賃よりカテゴリーが細かい荷物の運賃が見物(笑)おおよそ10キロ70円検討と思われるが、山羊や豚は人間より高い。大小っていったいどうやって区分するのやら。
つまみは自分でとろうじゃないか
晩飯後のお楽しみは初体験のエビ採り。用意するものは、電池式のヘッドランプ、エビ採りの網とタモである。引き潮を見計らって22時頃出発し宿の裏手にある浜へ向かう。頭にライトをくくりつけ、島草履に短パンながらも上半身はフリースなどを着込んでしっかり防寒し、あたかも密漁者(笑)のような風貌で男女4名が浜に降り立つ。
なぜ夜かというと、昼間もエビはいるのだが、透明な部分が多くよく見えないが、夜ならライトに目玉が反射してくっきりと見えるからだという。水はチト冷たいがくるぶしくらいの深さの浅瀬にじゃぶじゃぶと入り、ライトをつけてあちこち動かしてみると、オレンジ色の目玉が動いているのがところどころに見える。その光をめがけてさっと網をおろしてすくい取り、タモに放り込む。コツを飲み込むと意外に簡単である。童心に返って時間を忘れて熱中する。
途中雨が降ってきて浜に戻るも、暗闇故場所を間違え、「こんなところで遭難してどうするぅ(爆笑)」。で、どうにか正しい場所に戻ったら雨はやみ「まだ足りないから取ろう」。今度は山立てをきちんとやって場所を確認して再びエビ採りにいそしむ。
気がつくと1時間ほど経過していた。宿に戻り、収穫したエビは台所で水洗いをしてバター炒めに。自分の力でとってきたつまみはこれまた最高である。
土産も自分で採ろうじゃないか
短い宮古滞在も最終日の1月29日。前夜はエビ採りの後採ってきたエビをつつきながらまたしてもオトーリを回してしこたま飲んだため目が覚めたのは10時過ぎ。ダイビング抜きだと心おきなく飲める。
この日は旧暦の元旦。沖縄は中国や東南アジア同様旧暦でイベントがあるのだが、ここ狩俣界隈は特に目立った動きなし。池間島や伊良部島では海人が船に大漁旗を掲げたりしてお祝いをするようだが...。気づいたことと言えば近所の購買組合に正月祝用のオードブル?が積んであったことくらいか。
西浜の食堂「にこちゃん堂珍舗」で軽い昼食後、今日は「アーサ」という海草採りに宿の女将るみ姉と昨日のエビ採りにも行った近所のK嬢と共に出かける。アーサはみそ汁などに入れるとおいしい緑が鮮やかな海草。
海岸に出て歩きながら「これさぁ」とか指さしてもらい、手触りを確認しながら採取。緑色の薄い紙のようなアーサはさわった時にぬるっとした感触が強いのだが、同じような格好をした「アーサもどき」はそのぬるっとした感触が感じられないのが区別のコツらしい。その感触を覚えつつ「この辺あるよ」「これは違うねえ」とか言われながら波打ち際を歩き、採取作業。採ったアーサは海水で軽く汚れを落として、ざるに入れる。
昼飯でのんびりしすぎたせいか、3−40分やったところで潮が満ちてきてしまい引き上げる。宿に戻り、アーサを水洗いしてから、洗濯ネットに入れて洗濯機に入れて脱水。脱水後のアーサを新聞紙の上に広げ、アーサ以外の海草や砂、ゴミ、小さいエビなどの異物を取り除く。これが意外に手間がかかる。どうにか終了し、購買組合で売っているアーサ(250円)の3/4位の分量にはなった感じか。食べる時はそのまま汁物に突っ込まず、いったん水に浸してから入れるように、とのこと。
荷物をまとめ、アーサの他につい先日採れたばかりの今年のもずく(塩漬けされてないため緑が鮮やか)のお裾分けをいただき、空港まで送ってもらう。
途中、毎回のことであるが地物商品に強いスーパーなかそねに立ち寄る。薫製ダコは残念ながらまたしても品切れだった..。
18時過ぎの関空行きのANAにて宮古発。東平安名崎を見ながら上昇し、定刻に関空着。無線LANにつなぎながら乗り継ぎ待ち時間をつぶし、ほぼ満席状態の羽田行き最終便に乗り継ぐ。羽田到着後はあいのりタクシー(これがあるからついついANAを使ってしまう)に乗り込んで日付が変わった頃に自宅に着いた。
写真は自分で採ったアーサ。
GPSログ
カシミール3Dでプロットした全行程。赤、オレンジが行き(羽田ー沖縄ー宮古)、帰りが青、緑(宮古ー関空ー羽田)のライン。
これは最近知ったMotionBasedというサービスを使ったもの。地図上へのトラックデータのプロットなど、基本的にはカシミール3Dで提供される機能に近い。まだ未完成なところもあり、たとえば複数のGPSトラックデータを統合して表示する機能は利用不可能。ここには帰りの宮古島から関西空港までのデータを掲載。この写真はサマリー画面で、地図と行程の標高が表示される他、最高速度などが表示されている。追い風だったせいか1,081kmも出ている(機材はA320)。そのほかに速度、標高等をグラフ化して分析可能。
MotionBasedは、データのアップロード等はWindowsPCから行う必要があるが、アップデートされたデータは使える機能に制限はあるもののPowerBookG4のFirefoxでも閲覧可能。GPSメーカーのGarminがMacOSXへの対応を発表し、Garmin傘下のMotionBasedもMacOS対応を発表しているので、今後に期待したいところ。
ということで、宮古島日記おしまい。2006年最初の宮古島..と書いたので、年内にまた機会を作っていくつもりではあるが、果たして目論み通りことは運べるだろうか...。