2013年11月09日

Honoluluメモ

10年ぶりにホノルルに行ったので備忘録。情報はいずれも2013年11月時点。

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The Bus
$2.5に値上がりしてた。バスルートの検索はGoogle Mapのルート案内に現在地と行きたい場所を入れてバスのアイコンをクリックして検索するのが便利。検索結果に近隣バス停までの道順、バスの時刻、バス停の名前とバス停のID(各バス停に割り振られた番号、バス停の柱に表示されています)、乗り換えが必要な場合は乗り換えの案内が表示されます。The Busはバス停に名前が表示されてないので、IDが表示されるのは非常に便利。ただ、iOSのGoogle mapアプリではバス停IDが表示されないので、バス停名(たいていのバス停はKapahulu Ave + Kalakaua Aveのようにバスが走っているストリート名+交差する近隣のストリート名になっている)で当たりをつけるしかない。また、バス停IDかストリート名を入れるとリアルタイム検索できるこういうサイトもあります(現地では使わず)

なんとかトロリーが増えている
10年前はワイキキトロリーだけだったのがHISやJTBや近ツーなども参入して4−5社運行中。路線もワイキキ市内から周辺観光地まで拡大。主要な観光地カバーしてるから観光客にとってはThe Busより便利なのかもしれません。各社とも乗り放題パスなどを出してます。JCBカードを提示するとワイキキトロリーのピンクラインのみ無料で乗れます。

ATM手数料
The Busとか細かい買い物とかで現金が必要なこともありATMで自分の日本の銀行口座から引き出し。ATM利用時には日本の銀行側の手数料(新生銀行の場合VISAの換算レート+4%)に加え、現地ATMオーナー(Bank of Hawaiiとか現地でATMを提供している銀行など)の手数料がかかります。私が使ったときはBank of Hawaiiで1回$2.75、First Pacific Bankで1回$3.25でした。
 この手数料はATMや各銀行のサイトなどには表示されて無く、ATMで引き出す前に「こんだけ手数料かかるけど良いか?」という確認画面で表示されるだけなので、($0.5程度の違いですが)節約したい方は前回使った場所の手数料とかこちらのサイトあたりを参考に→ハワイATMで最も手数料の安い所はどこ? ハワイ両替のお得を徹底検証!

ダイビングはちょっとせわしい
滞在中に2回ダイビングに行きましたが、なんとなくせわしい感じでした。朝7時頃にホテルピックアップ、8時過ぎには出港、1ダイブ目と2ダイブ目の休憩は沖で、2ダイブなら昼前には終わります。その後、ショップに戻り簡単なログ付で解散or精算など終わっていればホテルへ、そして昼食は各自でと言うスタイル。たまたま私が使ったショップがそうだったのかと思いきや、そこのガイドに聞いてみると、ほとんどが同じようなスタイルのようです。実際、昼前に港に戻ったときには他の船もダイビングを終えて帰港して機材洗いしていました。潜るポイントによってはショップやホテルに戻ると昼過ぎになることもあるので、朝食はしっかりと済ませて行くこと、小腹がへったときのお菓子と飲料水は持参しておく方が良いです。
 海は透視度よくきれいですが魚影は神子元慣れしてる目には不足気味。ダイビングショップは沢山ありますが、都内でダイビングショップを運営している知人に紹介いただいたBreeze Hawaiiを使いました。

海の中はこんな感じ↓


ホームレスの増加と治安
ワイキキの市街地、ビーチ、公園にホームレスの姿を多数見かけます。なんでも、2009年頃から米本土の州や自治体がホームレスシェルター維持のコスト削減のためにホームレスを州外に送り出すプログラムを開始したことで流入が増えているとか。
これ→http://kpartin.hubpages.com/hub/Dumping-The-Homeless(ホームレスの投げ捨て、って直球タイトル)
NYは国外にまで送り出しているとか→http://www.nytimes.com/2009/07/29/nyregion/29oneway.html?_r=2&
一方で、ハワイも増えるホームレスに手を焼いてて、逆に本土に送り返すことをはじめるとか。これ→http://www.npr.org/blogs/thetwo-way/2013/08/01/207937294/hawaii-homeless-initiative-would-send-some-back-to-mainland
気候は温暖、ビーチには水道やトイレがあり、観光客の出すごみをあされば食料やタバコ、換金できる空き缶やペットボトルには事欠かないという環境はホームレスにとってはありがたいのかもしれません。。危害を加えられるようなことはないのですが、ビーチや公園にも結構いますので小さいお子さん連れで行く方は注意した方が良いかも(ワイキキを離れるとほぼ姿を見ません)。公園のベンチも日本のようにホームレスが寝そべれないよう、真ん中に肘掛けが着いたのが登場してきてます。

治安面は、日本人も多く日本語も通じる環境ではありますが、日本ではないということは常に意識しておく必要あるかと。実際、人通りの少ない通りで日本みたいに歩きながらスマホ操作していたら奪われたとかという事件もちらほら起きているようです。この辺のサイトもご参考に。

HNLは無料WiFiがない
ホノルル国際空港(HNL)は今時珍しく全利用者を対象にした無料WiFiサービスがありません。使いたい場合は有料のサービスを購入するか、航空会社やクレジットカード会社のラウンジに行きましょう。詳しくは空港のサイトで確認を。

空港ー滞在先の交通手段
タクシー、レンタカー、シャトル(乗り合いタクシー)、The Bus(荷物ある場合は乗れない)など色々ありますが、シャトルがコスパ的に良いかと思います。ホノルル国際空港(HNL)のサイトにはSpeedy Shuttleというのしか紹介されてないのですがそれ以外にも何社かあります。私はRoberts Hawaiiを使いました。出発前にRound Tripで予約して$24。

それでは、Have a nice trip

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posted by K's at 08:39| Comment(0) | TrackBack(0) | ダイビング

2013年04月02日

水中撮影機材(Lumix GF2 & GoPro Hero3 Black Edition)のセットアップ(備忘録)

ダイビング中の撮りっぱなしカメラとして使っていたTachyon XC HDが昨年水没したため、後継にGo Pro Hero3 Black Editionを購入。取付位置を試行錯誤した結果、Tachyon XC HDと同じ、メインのデジカメの左側に取りつけることとした。

Hero3を探す

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メインのデジカメ(Lumix GF2)の主な仕様と設定
標準(28mmレンズ) 水中画角 約59度
ワイコン (Inon UWL-AD28)装着 水中画角 約100度
ホワイトバランス 曇天モードに設定
動画の解像度:AVCHD 1080i/60p(センサー出力30コマ/秒)

GoPro Hero3 Black Editionの主な設定
ビデオ解像度:1080p 30fps
(デジカメのAVCHD仕様、吐き出される動画サイズからこの解像度、fpsで十分と判断。実際のファイルサイズ等はGoPro Hero3 Black Edition:ファイルサイズと電池の持ち時間に。)
画角:Wide(陸上では170度、水中では計算上で約113度)
ホワイトバランス:6500Kに設定*GF2の曇天モードとほぼ同じ
iPhoneのGoPro Appsでコントロールしながら画角(FOV)を確認したところ、Hero3の画角はおおよそ以下のような感じ。
Narrow : 28mmと同程度
Medium : ワイコン装着と同程度
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2009年09月07日

神子元総括(6月から9月)

今年のダイビングはGWの南伊豆・神子元島でスタート。5月末には5年ぶりに八重山へ。そして6月になってからはほぼ2週間に一度のペースで神子元に通った。6月から9月6日までの7回14本分の簡単な総括。

船においたGPSで取った軌跡

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この画像の左右で距離約2.3キロ。流されるときは島から実は2キロくらい流されていることもあります。

 

ワラサ湧く
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毎回のようにワラサが湧くダイビングであった。姿を見せつけるかの如く、ゆっくりと観察できる機会も何度もあった。

時折姿を見せるカンパチ

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昼寝している亀をたたき起こしたり(笑)

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ハンマーはぼちぼち
6月に早くもハンマーに遭遇。残念ながら群れではなく単体。その後、7月はしばらく不調が続くも8月下旬には再び単体に遭遇。この頃から、ハンマーの写真を28mmのニコノスで狙っているため、フィルムの消費が遅々として進まない。従い、写真もない。

イサキとタカベの活性は相変わらず

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神子元と言えばハンマーだワラサだ、という大物系ばかりが目を引くが、安定的に楽しめるのがイサキとタカベ。時折南の海のギンガメアジの群れを思わせるような活性を見せることもある。先日9月6日は安全停止中にイサキの「ナブラ」に遭遇。上がってからも水面からそのナブラが観察できるくらいの活性の高さでした。

安全停止中はクラゲに遭遇することも多し

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毎回お世話になるガイドのSさんと常連の皆様たち

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2008年06月04日

2008年6月1日 神子元島

GW以来の神子元島。
穏やかな海と梅雨入り前の晴れ間にカメ根と江の口で潜る。
波は1m程度、水温は20度。

1本目 メジロザメが単体で出たようだが、見損なう。写真は岩陰のネコザメ。

2本目は江の口へ。小振りのヒレナガカンパチの群れが何に惹かれたのか私たちの周りをグルグル回る。

最後は本日の航跡。

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2008年03月09日

2008年2月 はじめての小笠原(ダイビング録2)

2月20日

0802ogasawara_dive8_kintoki0802ogasawara_dive7_sasayo_2 雲一つない晴天が広がる。生協でおにぎりとバナナを仕入れてDSへ向かう。今日は他のDS(KAIZIN)も合流し、また、体験ダイバーも加わったので船上は賑やかに。 1本目はひょうたん島。水面休憩中に、お食事中のハンドウイルカに遭遇。遠くにはザトウクジラのブリーチングの姿も。
体験ダイバーの体験ダイビングを別のポイントで行い、また移動して2本目は北一つ岩。オーバーハングの洞窟にホワイトチップ、伊勢エビ、ハナミノカサゴといった派手な魚たちが...。午後になると風、波ともに強くなる。やっぱり水面休憩中に体温を奪われるせいか、潜ってもすぐに寒さを感じるため、3本目は潜らずに船上で。

2月21日

0802ogasawara_dive3_shiro 0802ogasawara_dive4_shiro 0802ogasawara_dive5_shiro ダイビング3日目。風は止んでいる。今日のゲストは私を含め4名。
1本目はシロワニがいるポイント、島の南にあるハートロックというポイントへ向かう。途中またしても鯨に遭遇。ハートロックは、ピンク色の岩肌がハート型になっているところに由来する故で、このポイントの水深30mくらいのアーチには常時シロワニがいるという。が、アーチの中にはシロワニはおらず、シロワニの歯探しタイムに。サメ類の常で、歯がしょっちゅう生え替わるシロワニが常時いる場所であるため、かなりの確率で見つけられるとのこと。小石の水底を探してみると、尖った白色の物体がきらり。しっかりシロワニの歯をGET。で、肝心のシロワニは、1匹アーチの周囲をふらふらと泳いでいるのを発見し、しばし追跡するものの、水深30m近いところでもあるため長時間の滞在は難しく浮上へ。途中、イソマグロの小さな群れに遭遇。

0802ogasawara_dive1 2本目に移動する途中でまたしても鯨に遭遇。そして2本目は南島に近い閂ロックへ。ここはポイントとなっている岩の周囲を回り、最後にドリフトで浮上するコースで、小笠原でも人気のあるポイントらしいが、潮回り次第でポイントに入るタイミングが限られるとのこと。幸いにも潮止まりの時間帯であり、今回入ることができた。
穴の中には伊勢エビ、ネコザメ、ホワイトチップ、ミノカサゴなど。そして水深38m付近の真っ白な砂地にいるトビエイの小さな群れを見下ろす。岩の中を抜けるトンネルを抜けて元の場所に戻り、浮上しながらのドリフト。イソマグロ10匹程度の群れが通り過ぎていく。
今日こそ3本目に挑戦したいと思っていたが、やっぱり体温の回復に時間がかかるため断念。1日船上で過ごすため必然的に風に吹かれっぱなしとなり、ボートコートを羽織ってもウェットを来た体の体温はなかなか回復しないのが原因と思われる。南国とはいえココはやっぱり東京の海である(笑)。この時期の小笠原に行く人は、ドライがオススメです。後は、お昼にカップラーメンなどの温かいものを食べるようにするのも一案でしょう。

posted by K's at 17:02| Comment(0) | TrackBack(0) | ダイビング

2008年2月 はじめての小笠原(ダイビング録1)

2月18日〜23日、おがさわら丸で25時間かけてはじめて小笠原へ。
3日間ダイビングと合間のホエールウォッチングを楽しみました。


2月19日 25時間半の船旅を終えて、定刻20分遅れで父島・二見港着。

DS(エスコート)と宿の出迎えを受け、ピックアップ時間を確認してから、宿の出迎えの車に乗って宿に向かう。小笠原村の官庁街(笑)にある宿で、時節柄か工事関係者が多いらしい。ダイビングの準備をして出発。今回は船長1,ガイド1,ゲストは私を含め3名。私以外は皆ドライである。
まずは兄島のポイントへ向かうが、いきなりザトウクジラの親子三頭に遭遇し、ホエールウオッチング開始。親の鯨の大きさは迫力満点。鯨の動きを予測するには、偏光グラスのサングラスやPLフィルタ付のカメラがあると便利。

0802ogasawara_dive6 1本目は兄島のバラ沈と呼ばれる沈船のあるポイントで潜り、ツバメウオの群れや巨大なカエルアンコウと遭遇。それから二見湾の南にある沖二子岩というポイントへ。移動途中に再び鯨三頭に遭遇。初日からついているか?潜ってみるとこちらでは単体でふらふらとやってきた巨大なカンパチに遭遇。

0802ogasawara_dive2 神子元や沖縄との違いは、時折水中で口笛のような音が聞こえること。これがザトウクジラの歌といわれるものか。ただ、秋の神子元と同じような気候(気温18度、水温20度)にもかかわらず、潜っていても30分程度たつと寒気を感じる。従い35分程度で上がるので正解かと。
スタートが遅かったため2本潜って港に戻ったのは5時過ぎ。経度的には東京(内地)と同じくらいなので日没時間も東京並みなので空は赤く染まっている。宿に戻って冷え切った体をシャワーで温め、夕食を取ったらようやく体の中からも暖まった感じ。夕食後の腹ごなしに散歩へ。緯度が低いせいかオリオンの位置も高い。23区内では見えないエリダヌス座のカノープスも見える。残念ながらアルケナーは見えない。

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posted by K's at 16:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ダイビング

2007年11月04日

2007年10月21日 神子元島 天狗の舞

2週間前の神子元島・白根付近です。
テングダイが固まっていて見事な光景でした(テングダイの手前はキンメモドキの群れ)
ただ、この写真を撮っている最中にニコノスが水没(>_<)。
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航跡とドリフト図。座礁船のため、カメ根、江ノ口方面のダイビングができませんでした。

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posted by K's at 21:27| Comment(0) | TrackBack(0) | ダイビング

2007年07月02日

2007年7月1日 神子元島 ワラサ祭

梅雨空。幌を開けて車を走らせるが戸塚あたりから大粒の雨となりあわてて幌を閉める。途中東伊豆あたりで雨は上がり、眠気覚ましを兼ねて再び幌を開けるも、下田あたりでまた雨となり閉める。3時間半ほどで海遊社に到着。

海は風もなくべた凪。久々にEさんのガイドで潜る。
1本目はカメ根
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船長はカメ根に上陸するのか(笑)、というくらいカメ根に船を接近させてエントリー。水温22度前後と3週間前に比べるとかなり暖かい。透明度は15mくらいか。イサキやタカベといったいつもの面々が出迎える中、久々にメジロザメと対面。そして、ワラサ、カンパチとぞろぞろ登場。ハンマーを見かけたチームもあったようですが、私は残念ながら対面できず。
で、前回のウェットに続いてトラブル発生。なんか浮き気味になり、また、BCDに過剰に吸気された際に自動的に空気が排出されるときの音がする。BCDに空気を送り込むインフレーターが故障し、ずっと空気が送り込まれる状態に。姿勢も安定せずエアの消費も早いわけでもある。浅めの深度を取りつつ、BCDの浮力に気を配りながら残圧ぎりぎりで浮上。

2本目もカメ根へ。
1本目に比べると若干透明度が落ちる。2本目は名付けて「ワラサ祭」。数百匹?のワラサが左から右からそして上から下から「湧いてくる」。ワラサの群れに巻かれること7−8分という至極贅沢な体験。そのほか、単体で登場のメジロ、真下を泳ぎ去ったトビエイ、タカベ、イサキ、ブダイ、ニザダイといつもの面々もそろい、ハンマーこそでなかったものの神子元らしい見事な海を楽しめました。
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BCDは吸気ホースを外し、吸気が必要なときにつないで吸気するという方法で潜ったので浮力維持には問題なし。

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今回、GPSのバッテリー充電不良のため、1本目のログがまともに取れてません。



帰途は小木曽商店で干物を購入し、晩飯はよく立ち寄る川奈のおお田のはす向かいにある伊豆太郎本店へ(確かここ以前は分厚い肉のトンカツ屋だった記憶あり)。磯の味噌汁定食をいただいたのですが、妙に塩辛く、また、どうも金目のあらと伊勢エビのだしが喧嘩している感じ。

道は混雑もなく順調に。小田原厚木道路で隣の車線にどこかで見たことのある車が走っているなあと思ったら、別のサービスで神子元に潜っていたAさん。海老名で少々おしゃべりして、21:30頃帰宅。そういえば6月24日からETCの社会実験で20時以降も50%引きだった。

さて、次回は海の日3連休中に行く予定です。

posted by K's at 22:54| Comment(0) | TrackBack(1) | ダイビング

2007年06月11日

2007年6月10日 神子元島 2年ぶりのハンマーヘッド

天気予報は今ひとつであったが、海の中は違うだろう。前日土曜日にハンマーヘッドが出たとの知らせもあったことから、期待を胸に神子元島へ向かう。出発時の天気は曇り。途中西湘あたりで青空が見えるも、伊東あたりで大粒の雨が落ちてきてオープンドライブもおしまい。そこから先はもうバケツをひっくり返したような大雨と雷の中を南伊豆・海遊社に。
雨は出航前に上がり、空は明るくなってきた。風も弱く海も穏やか。そんな良いコンディションの中に出航間際に一人穏やかでなくなった人が....出航直前にウェットスーツの股間が破れる、というトラブルに遭遇しちゃった私である。ガムテープで直すが、気休め。まあ、しょうがないと言うことでこのまま海へ。

1本目 ジャブ根エリア
0706101 エントリーした瞬間、久々に「蒼さ」を感じる海。破れたウェットでも問題ないくらいの暖かさ(19−20度)。タカベとイサキがいつものように出迎える中、釣り針にでも引っかけられたのか、口から吹き出物?を垂らしたm級のカンパチがゆっくりと通過。


Warasa1 Warasa2 Warasa3 その後は次から次へとワラサの群れのオンパレード。周辺にはこれまた立派な真鯛も。ワラサやカンパチの群れの下でおこぼれを狙っているとか。


070610hammer そして、ガイドのSさんのトンカチ音に上を向くと、ゲゲゲの鬼太郎に出てくる一反木綿のようなシルエットが....そう、ハンマーヘッドの登場です。それも群れ!去年出会えなかったので2年ぶりになります。やっぱりいましたねえ....。でも、ハンマーの群れはあっという間にワラサの群れにかき消されてしまいました。その後もワラサワラサで大満足のダイビングでした。
ここでまた足を引っ張ったのは私。タンクがゆるみ、直してくれたガイドのSさんがなんとワイコンを落とすというハプニング。Sさんごめんなさいm(_'_)m

本日も神子元島沖にて休憩。弱い東風のため江の口エリアで休憩。少しずつ晴れ間も見えてきて暖かく、海も穏やか(^^)

2本目も同じくジャブ根エリア
Mejina 1本目の再来を、という思いを込めるが満潮が近く潮が緩くなってきたせいか、1本目より若干コンディションも悪く、水温も低い(でも19度くらいはある)。タカベとイサキは言うまでもなく登場するが、カンパチやワラサは出てこない。オキナヒメジの群れなどを撮影してお茶を濁す。トビエイも出てくるのだが、いるエリアが寒いため皆寒がって近づかない(笑)。

ちなみに今日のこのチームは「神子元一の明るさ」の集団。常連のKさんご夫妻、Iさん、Oさん、私の5人にガイドのSさんという6人組でしたが、Kさん、Iさん、Sさんは強烈なキセノンビデオライト(しかもIさんのは2灯)、時折私が発光させるガイドナンバー30のYS200と、おそらく神子元一の明るさ。魚もさぞかし驚いていたであろう。透明度悪くても迷子にならないぞ(笑)。

20070610kiseki 2本潜り終えて初夏の青空のもと、船は港へ。
3本目に行く人たちを残して下船し、お昼→お昼寝→ビデオ鑑賞(ワイコン落下の衝撃映像も....)→ログ付け。18時頃出発し、展望台で虹を見たりしながら国道135号をひたすら走る。またしても川奈のおお田で晩飯。今日は金目の煮付けにありつけた(^^)。順調にいきすぎたので、途中国道1号をちんたら走り、ETCの深夜割引が使える時間に東京料金所を通過できるように調整して帰宅。帰宅と同時に雨が落ちてきた。

大雨と雷の中でも出かけたかいのあるダイビングでした。車検やらウェットの修理やら富里のマラソンやらで次に行くのは早くて3週間後なのが残念であるが...。

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2007年05月29日

2007年5月27日 神子元島 ストロボテスト成功

 この時期のダイビングに行くのが実は好きである。というのは、日の出が4時半頃、日の入りが19時頃と日照時間が長く、明るい時間帯にドライブできることと、目に飛び込んでくる伊豆半島の新緑の濃さである。おまけにGWや夏ほど混んでいない。そんないつもの南伊豆への道をTTRを転がしていく。天気は良いのだが、空気が心なしか冷たい。風も少しずつ強くなっているようで前日海遊社に電話したときも「風の様子では出航できないかも知れません」。
 たいした混雑に遭遇することなく4時間ほどのドライブで南伊豆に到着。風の様子を見て、結局風が強くなる前に潜り終えようと言うことで、今日は港に戻らず2航海することになった。今日のダイビングは海の状況以上に、先日かなりの手間をかけて再生したストロボの具合。これがどの程度使えるかという実験の場でもある。先日来煩っている顎関節症のため、土曜日からマウスピースの装着を指示されている。外すのを忘れて付けたまま船に乗ってしまったため、マウスピースを付けたまま潜るハメに。

1本目はカメ根
070527_1  イサキやタカベの群れは相変わらずで、春らしくイサキの幼魚もの群れも。大物は出てこないが魚影は相変わらず濃い。流れはそれほどではなく、また、水温は16−17度程度で、後半がちょっと寒いか。残念ながら透明度が5−10m程度と振るわず。


070527_2 ストロボは問題なく利用でき、ガイドのSさん曰く「タカベが散ってた」というくらい強烈な発光。ハンマーシーズンの時に「ハンマー散らしの名人」と言われないように気をつけないと(笑)。


 

100_0655 1本目が終了し、本日は沖にて水面休憩。西風のため西側にある入り江に入れないため、島の東側の風が弱いエリアで波に揺られて休憩。神子元DS、ハンマーズ、タートルの船も同様に水面休憩中。1時間ほど休憩して、2本目に。


2本目はハシゴ段
070527_5  根の下にあるトンネルをくぐる。ここでストロボが威力発揮。写真を見て結構きれいに写っているのを見てちょっとびっくり(オートフォーカスではないので、突然のピント合わせには一手間かかるため、多少のピンぼけあり)。 070527_6


070527_3  テングダイもストロボでびっくりか。壁際には色鮮やかなソフトコーラルが群れているため、ストロボのテストも兼ねて撮影していると、どうやらイロイザリウオがいたらしく、皆さん珍しくマクロの目になっていた。コンディションは1本目同様。070527_4



 西風が強くなり、行きは50キロくらいでとばしてきた福丸も40キロを出すのがせいぜいで、珍しく岩礁群の東側をぐるりと迂回していくコースで帰港。

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 機材洗い、昼食、昼寝、ログ付けといつものパターンでこなして、5時頃に南伊豆を出発。小木曽商店で干物を購入。ついでに何も面倒見てない実家にも送る(母の日、父の日に何もしてない罪滅ぼし)。川奈の魚料理屋「おお田」で晩飯。金目の煮付けが目の前で品切れとなり、鰆の焼き物に。東名の渋滞は解消して順調すぎるくらいで、深夜料金適用を狙って港北PAで10分くらい小休止。なんと、トヨタ2000GTを初めて目撃。40年近く前の車とは思えないかっこよさがある。

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 写真のとおり、再生したストロボYS200の威力はかなりのものがある。水中での光量には魚も驚くくらいで、ソフトコーラルの色も鮮やかに再現されている。このニコノスVとストロボYS200の組み合わせ、陸上ではかなりの重さであるが、水中ではストロボが若干プラス浮力になるせいか、扱いは楽。ただし、潜行がいつもの感じでできず一苦労し、2本目はウェイトを1キロ増やしてみた。また、落下防止のワイヤーをアームの上下に各1本付けているが、下側の1本で充分と思われ、もう1本はエントリー・エグジット時にBCに取りつけられる短いフック上のワイヤーを付ければいいかなと思われる。今週末にまた改良作業である。
 ダイビング終了後に分解してみたが、水が漏れている形跡はなく、自己流ながらも修理はどうにかできたものと思われる。このストロボが見せてくれる海の世界が楽しみである。さて、次はいつ行こうか(^^)

posted by K's at 21:56| Comment(0) | TrackBack(0) | ダイビング