2007年05月20日

水中ストロボ再生記(3) 落とし穴が...

Oring

落とし穴...Oリングを破損する
 シンクロコードも入手し、取り付けをして動作確認も行い、さあこれで再生完了、と思いきや最後に落とし穴が待っていた。シンクロコードを本体に固定する際に、ボルトに挟まれるOリングを気にせずねじ込んでしまったため、Oリングをちぎってしまった。さて、Oリングはどこで入手することができるのだろうか....。
 検索すると、OリングはJISやISOで規格化されていることが判明。そもそも水中用ストロボの様に市場が限られている製品に規格外の特注品を使うことは考えにくく、既存のOリングの寸法と取り付け部品の寸法から、規格品で使えそうなものがあると判断。
 この際ついでにボルト部分、本体開閉部分のOリングも交換してしまえと採寸。小口で販売してくれるところを検索で見つけて、錦産業サービスという会社に該当しそうな規格のOリングを複数選んで発注。
 到着したOリングを装着し、ストロボ内におもりを入れてバケツに1昼夜漬けて防水テストをして、水漏れが起こらないことを確認。その後、部品を組み込んで風呂に放り込んで発光テスト。圧力はダイビングの比ではないが、まあ、気休め。シンクロコードの取り出し口はアームにセットしたときにストロボの下部になる位置であり、にじみ程度なら基盤まで浸水する様な状況にはならないのではと推測。最初の1-2回はドライバーを持参し、ダイビング終了後に中を開けて点検するつもりである。水深30mの水圧は家の風呂の3倍、エントリー時にはそれ以上の衝撃を受ける可能性もあるし。
 ただ、構造的に多少のにじみはある様で、入手したときにはすでに筐体内側のボルト表面に腐食が発生していた(陸上と水中の温度差による結露とも想定されるが)。YS200は普通のダイバーは潜れない100mまでの耐水圧で設計されているので、筐体としての許容度は高いと思われる。
 さて、入手してから約2ヶ月ほどかけて再生したYS200、今度の神子元島がテストの場となる。どんな絵が出るのだろうか。

修理にかかった費用
YS50 
 単3ニッカド電池4本 600円 千石電商

YS200 計16,880円
 N-1900SCRニッカド電池6本 5,400円 稲電気
 ネオンランプ、シンクロコード用コネクタ関係* 490円
 Sea & Seaシンクロコード/N 6,300円 MIC
 ネオンランプ(2個)  378円 小沢電気
 充電器(ABCホビー デルタピークチャージャー) 2,590円 ラジコン天国
 放電器(タミヤ模型 55058) 1,040円 ラジコン天国
 電池用コネクタ**  130円 千石電商
 Oリング各種  552円

 *ガード下のコネクタ屋でコネクタとコンタクトと呼ばれる金属端子をバラ買い。ネオンランプ、シンクロコードと基盤を接続するのに使われているコネクタは日本圧着端子のXHシリーズの2B-XH-Aと思われる。
 **電池用コネクタはタミヤ製と互換。浦部中央製作所LL-4000-2Pとの表示有り。
・その他、秋葉に通うこと3回

注意
 私は幸いにも感電事故に遭遇しませんでしたが、基盤をむき出しての作業時には感電に注意が必要です。というのはストロボはその発光のために300V程度の電圧をコンデンサに蓄えているからです。さらに、コンデンサの筐体は絶縁されていないため、チャージされた状態のコンデンサにふれるとDC300Vの直撃を受けることになります。
 私は、基盤にふれる必要がある作業をするときには作業前に必ずバッテリーを外してストロボを発光させることでコンデンサを放電し、その後も1-2時間程度放置してから作業をしました。また、基盤やコンデンサには可能な限り手を触れず、できるだけプラスチックの部品を持つようにしました。
 検索するとコンデンサの端子をショートさせて放電するという方法もありますが、コンデンサに負担がかかるとのことで、代替品が手に入らないコンデンサを万一こうしたことで壊したくはないので、この方法は使いませんでした。

ニコノスV+20mmレンズ+YS200を水中に持ち込むときの状態。総重量5−6キロ

Complete

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水中ストロボ再生記(2) YS200の再生

YS200の再生
焦点はYS200をどう再生するか、ということになった。

バッテリー&ACアダプタ
Old_battery  黄色のバッテリーの包装を解いてみると、1.2V 1700mAの特殊サイズのニッカド電池を6個(6セル)組み合わせた組電池と呼ばれるもの。三洋製のN-1900SCRというニッカド電池が、1セルあたりのサイズが合致していることがわかり、その型番で検索したところ、ラジオデパート内にある稲電気にて取り扱っていることが判明。ウェブの問い合わせから聞いてみたら、組電池制作6,600円で可能、とのことであったが、この際自分で組んでみることとした。
 ACアダプタは9V 220mAという微妙なスペック。検索したら、楽器やコードレス電話の子機用のアダプターが流用できそうな気配だが、千石電商で9V 300mAのアダプタを見つけたので、とりあえず購入。

New_battery  バッテリーを入手し、それぞれのタブをハンダでつなぎ、ケーブルを取付、テープで巻いて完成。ケーブルは劣化していたこともあり、少々太めのケーブルに交換した。充電後、テストモードおよびスレーブモードで発光することは確認できた。左が完成したバッテリー。




しかし、次なる問題が....。それは、

  1. ネオンランプが点灯しないため、発光準備ができたかどうかを確認できない
  2. テストモード(ストロボのスイッチをFullの位置にして発光準備確認後、OFF位置に戻すこと)およびスレーブモードでは発光するもののニコノスにつないでの発光ができない

上記1,2に対処するため、次の対策を講じた。
1)ネオンランプの交換
 ストロボを分解すると3つのネオンランプが使われていることがわかった。小さめの2つは基盤に取り付けられ、スイッチを入れるとコンデンサのチャージ音がしてしばらくしてから点灯するため、2つあるコンデンサそれぞれの充電状態を示しているものと思われる。この2つは基盤を覆うカバーの中に収納されてしまうため、ストロボの外からその表示状況を確認することはできない。3つめがやや大きめのもので、これはボディ側面の透明な窓の部分からストロボの充電状態が確認できる様にとりつけられている。
 問題は外から見えるネオンランプが経年劣化のため端子が折れて、点灯しないこと。チャージ音に頼る手もあるが、水中という条件下で必ずしも音が聞こえるとは限らないため、何らかの策を検討することに。
 方法としては、同等品と交換、同等品が入手できなければ、照明用に使うプラスチックの光ファイバーケーブルを利用して、基板上のネオンランプの光をボディ側面の窓部分まで誘導することを考えた。ただ、こうした用途にネオンランプが使われていたのは今から10年以上前で、今やその役目はLEDに取って代わられているため、取り扱っているメーカーや店がほとんどないこと。検索したらエレバムというメーカーがあったので聞いたところ、すでに商品としても製造していないとのことであった....。まあ、ネオンサイン等に使われているのでネオンランプ自体は存在してはいるものの、AC用であり、秋葉でも売っていたAC用ネオンランプを試しに買って取り付けて見るも、当然点灯しない。
 いろいろ思案して検索していると、秋葉原駅の南側、山手線と京浜東北線のガード下にあるニュー秋葉原センター内にある小沢電気(ウェブサイト発見できず)がストロボのキセノン管を扱っているとの情報にたどり着き、ここならストロボの部品も置いてあるのではないかと思いつつ、元々付いていたネオンランプを持って伺う。
Neonramp  色や規格は不明だがDC電源用ならこれ、というのを2個出してくれた。1つは元々付いていたものと基板上に付いているものとの中間くらいのサイズ、もう一つは基板上に付いているものと同じくらいのサイズで、とりあえず2つとも購入。おじさん曰く「コンデンサに液漏れもなく、発光するならまだまだ使えるよ。しばらく使っていなかったコンデンサにいきなり電気通すとびっくりするからゆっくり回復させると良いよ(といいつつ、もう何10回も発光させているんだけど)」と励まされて帰途につく。
 元々付いていたネオンランプの配線とコネクタはそのまま利用して、買ってきたネオンランプのうち、大きめの方で、端子が青と黒で極性表示されている?と思われるネオンランプを取り付け、基板上のコネクタにさして電源を入れてみる。基板上のネオンランプ2個が順々に点灯し、2個目が点灯してまもなくこのネオンランプがオレンジ色に点灯。ただし、点灯後も2-3秒コンデンサへのチャージ音が聞こえることから、元のネオンランプとは点灯開始時の定格が違うと思われる。点灯後一呼吸(5秒程度)おいたところが発光タイミング、と見なすこととした。取扱説明書ではフル充電時のサイクルタイムは4秒とあるが、コンデンサの劣化のためか、多少時間がかかると思われる。

Lamp_ok

(無事3つのネオンランプが点灯)

2)シンクロコード断線

 テストモードでは発光する、他のストロボの発光を検知して同時に発光させるスレーブモードにしてデジカメのストロボを発光させてもちゃんと発光するが、シンクロコードをニコノスにつないでシャッターを切っても発光しないため、シンクロコードに問題があるのではと推測した。
 ニコノスマニアックス によると、ニコノスのストロボは2本のケーブル間を短絡(ショート)させることが発光のトリガーになっているとのこと。試しに正常に動作するYS50では、スイッチを入れてスピードコードの金属端子を金属物にふれさせてショートさせてみると、発光するため、YS200のシンクロコードが導通不良なのでは?と判断した。
Old_synclo  ストロボを分解してシンクロコードを引っ張り出す。コードには黒と白の細いケーブルが2本ずつ内蔵されている。このケーブルを基盤につなぐコネクタから切断し、テスターを使ってスピードコード端子との間で導通があるかどうかをチェックすると、案の定白いケーブル側の導通が確認できなかった。被覆をはがした導線も腐食気味であり、経年劣化に加えストロボへの接続部分から微妙な水漏れでケーブル内部が導通不良を起こしているものと推測された。
 原因はつかめたが、問題はYS200は生産終了し、メーカーの修理対応も終了。メーカーに問い合わせると部品の在庫もなく、同じ仕様のコードは入手できない。ここで、GW中に神子元島でご一緒したKさんから「ニコノス用のシンクロコード使ってみれば」というヒントをいただく。探してみると、Sea&Sea製のニコノス用シンクロコード(シンクロコード/N)があり、品川のダイビングショップMICに在庫があることがわかったので購入。
 これのストロボ側の端子を切断し、ケーブルを引っ張り出す。白黒赤緑黄の5本のケーブルが含まれていたが、赤緑黄はTTL制御信号用と推測し、白と黒のケーブルと、ニコノス側の端子の導通位置をテスタで確認すると、ビンゴ!。白黒2本のケーブル終端をコネクタにつなぐ処理をして、基盤に接続。ケーブルをニコノスにつなぎ、ストロボのスイッチを入れる。ネオンランプが3つ点灯しチャージ音が収まったところで、ニコノスのシャッターを切ると、見事に発光した。
 問題はこのケーブルは元のケーブルより若干短く、曲げられた部分に負荷がかかりそうなこと。カールコードとなっているので、このカールコードをまっすぐにできれば少しでも改善できるのではと考え、現在カールコードをパイプに巻き付けてほぐしている。実際使うときにはストロボのアームに巻き付けて、それをベロクロで固定して使う予定。

Final_assy

充電器や放電器
 バッテリーの充電状況がわからないことと、ニッカド電池につきもののメモリー効果をどう防ぐかという課題が残ったため、充電器と放電器を探すことにした。
 最初は秋月電子や千石電商で売っているキットを購入して組み立てることを考えたが、適切なキットが見あたらず、いろんなキーワードで検索をかけてみると、ニッカド電池はラジコンでかなり使われており、充電器や放電器などのパーツも数多く売られていることが判明。ニッカド・ニッケル水素対応の充電器が2-3000円台、放電器が1000円台で入手可能であることがわかった。
 検索すると秋葉に数軒ラジコン専門店があることがわかり、ネオンランプ等の購入時に巡回し、中央通り沿いに店を構えるラジコン天国にて入手。充電器はラジコン機器を作っているABCホビー製、放電器は2つ星マークのタミヤ製でバッテリー端子につなぐだけのシンプルなもの。AudiTTのミニッツというラジコンが1.4万円くらいで売っており思わず手を出しそうになるが、そこは我慢(笑)Chager_discharger
 テスト発光で何度も使っていたもののバッテリーの容量は相当残っていた様で、放電器をつないで2時間ほどでLEDが消え、放電完了。その後充電器に接続して2.5時間ほどで充電完了。

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水中用ストロボ再生記(1)

All_2

ふとしたきっかけで、ニコノスV本体と35mmレンズ、15mmから35mmで利用できるSea & Seaのストロボ2台(YS200とYS50)、光学ファインダー、アーム2本とブラケットといった機材をタダでいただきました。その中の2台のストロボを2か月あまりかけて再生するまでの記録を3回に分けて掲載。

1.入手時の状況(3月某日)
水中ストロボ YS200
 Sea&Sea製。スーパーコード仕様。ストロボ光量はFULL、1/2、Slave(FULL)の2段階。付属品は、バッテリー、ACアダプタ、前面に取り付けるプラスチックの減光フィルタ、取扱説明書。電池には1990年の日付の記載あり。ガイドナンバー30、水中画角100度(15mmレンズまで対応)、耐水圧100mと言うハイスペックなモデルである。
水中ストロボ YS50
 Sea&Sea製。背面にはASA感度設定と絞りの設定スイッチがある。スーパーコード仕様だが、ストロボからのコード、調光センサー状のものからのコード、スーパーコードのオスがつながっているターミナル上の物体が付属している。その他付属品はACアダプタ、減光フィルタで取扱説明書は無し。
ニコノスV
 私が持っているニコノスと同じ緑色のボディ。前のオーナーはストロボ常用だったせいか、シンクロ端子のキャップがない。裏ぶたを開けるとチトかび臭いにおいがしたが、ボディ内のカビ等は見あたらない。
35mmレンズ
 水陸両用のニコノス標準レンズ。カビや汚れは見あたらず。これで手元に20, 28, 35mmとニコノス用レンズが3本揃ってしまった。
マルチビューファインダー
 Sea & Seaの15/20/35mmレンズで使える光学ファインダー。
ニコノスは一眼レフ(?)であるが、レンズを通した画像をファインダーで見ることができず、ピント合わせは目測で合わせる、という今時のオートフォーカス慣れした人間にはかなりきついカメラである。当然、レンズにより画角が違うため、レンズに応じた光学ファインダーを取り付けねばならない。これは15/20/35mmレンズの画角をカバーしたもの。
アームと取付台
 Sea&SeaのシーアームIII(フレキシブルに曲がるタイプ)と、シーアームII(途中にヒンジがついているタイプ)とがそれぞれ1台。シーアームIIはガタが来ている。
ブラケット(取付台)はどちらかのアームを取り付けて使うタイプで、ストロボ2灯利用はできない。カメラの左側からアームが出る形になっている。

2.現況と再生作戦
ニコノスV
 電池を交換し、露出計も正常に動作することを確認。既存機のシンクロコネクタが固着していてストロボが使えないため、今シーズンはこのニコノスVをストロボとともに利用し、シーズン終了後オーバーホールする予定。
35mmレンズ
 当面使う予定はないが、シーズン終了後にオーバーホールする予定。
YS200
 充電器兼用のACアダプタをストロボにつないでニコノスにつないでも発光せず、ACアダプタをテスタで調べると電流が検知されず故障している模様。代わりにYS50の充電器をつないで20時間ほど放置して電源を入れてみたら「キュィーン」というチャージ音。かすかながら電池は生きているか。ただし、ストロボはどうやっても発光せず、テスタで電池をチェックすると定格7.2Vのところ5V程度表示されないため、復活させるにはバッテリーの交換が必要と判断(発光しないのは別のところに原因があった。後記参照。)また、充電完了を示すランプ点灯しない。
YS50
 バッテリーは単三電池4本が使えるようなので、とりあえず手元にあったニッケル水素電池を充電して突っ込んで、ケーブルをニコノスにつないでシャッターを切ると発光が確認できた。充電器となるACアダプタもきちんとテスタで測定したところ電力を出力している。
 ただし、メーカーの情報ではニッケル水素電池は水素ガスが発生するため水中ストロボのような密閉された容器内での利用には、対応機種でないと破裂事故等の原因となり得るため、ニッカド電池を別途購入して再生することとした。
 このYS50、現行機種もあるためこの機種固有の情報を検索するのに難儀。どうやらガイドナンバーは20(陸上)、水中画角は28mmレンズの範囲をカバーと推測される。早速5月4日に神子元島でテストし、問題なく利用できることを確認した。

・余談
 当初は以前から持っていたニコノスVに今回手に入れたストロボを取り付けて利用しようと考えたのだが、このニコノスV、シンクロ端子を一度も使ったことがなかったせいか固着して開けることができない状態になっていた。CRCを吹いて1週間くらいかけてトライしたが、コインドライバーを使っても回らず、下手するとねじ穴を嘗めてしまいそうな状況であるため放置。2005年6月にオーバーホールしたのにどういうことなのだろうか...。後日今回手に入れたニコノスVをオーバーホールする際に相談するしかないと判断。

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2007年05月08日

5月4日 今シーズン最初の神子元島

連休後半の5月4日、今シーズン最初の神子元島へと、車を南伊豆へと走らせる。五月晴れの新緑の道を幌をおろしたTTで走り抜けるのはやっぱり気持ちいい(Youtubeに掲載した車載映像はこちら)。さしたる混雑に遭遇することもなく、8時頃に弓ヶ浜の海遊社に到着。

一緒に潜るFさんご夫婦の旦那さんとお子さんが朝のお散歩中。荷物を下ろしてからFさんとお子さんをTTの助手席に乗せ、船着き場をぐるっと回って駐車場へ。常連の皆さんとの久々の再会の挨拶を交わし、支度をする。今回のダイビングは、先日いただいたニコノスVとストロボ(YS50)のテストも兼ねているため、機材がかさばる。

連休後半戦2日目は福丸も混雑。1航目、Fさんは奥さんが先発。
ダイビングコンピュータの時計を合わせようとしたときに、単位表示を間違って切り替えてしまい、温度が華氏、水深がフィート表示になってしまう。直す方法がわからず、水温はともかく水深はだいたい1/3にすればメートルと同じ感覚だな、と思い、そのままエントリーへ。

070504mkmt1_4 潮の流れが速いらしい。カメ根の東側よりエントリーする。ちょっと冷たいが15mくらいは抜けていて、早速テングダイや水底にへばりつくヒラタエイ、ドチザメ、いつものタカベなどがお出迎え。

 

070504mkmt2真鯛やカンパチも合間に出現。岩の間を抜けてからがダウンカレントとアップカレントが入り交じる激流ゾーンに。ここで、ガイドのSさんから、はぐれないように全員お手々つないでという指示。BCDの吸排気がうまくできずひやっとするが、合間に巨大なカンパチの群れも出現しやっぱり来て良かったと(残念ながら両手がふさがっている状況で写真撮影はできず)。

水温は17−8度前後(自宅に戻ってマニュアルを見てようやく摂氏・メートル表示に戻せた)であった。

いったん港に戻り、2航目出発までの合間に2階のデッキで昼寝。Fさんは選手交代して旦那さんの番。今回もカメ根に向かう。

070504mkmt3 1航目より若干コンディションが悪く透明度が落ちている。1航目と同じようなコースをたどっていく。

070504mkmt5 今回の目玉は直径1.5mくらいの大きなマダラエイだっ070504mkmt6_1 た。




070504mkmt4

テングダイの群れも遭遇。1航目同様カメ根から東南に流されたところで、船に拾ってもらう。ストロボを利用したせいか、テングダイの黄色も鮮やかに出ている。

070504drift

この日の航跡。赤が1本目、青が2本目

戻って昼食。今日は常連の皆さんやFさんご家族とともに夕食の予定なので、その前に下田の小木曽商店に干物を買いに行く。いつものように小さめの金目鯛を出してもらい、そのほかに定番のキビナゴ、サンマみりん干しなどを購入して戻る。

ログ付けの時に、ガイドのSさん、一緒に潜ったSさんからストロボとストロボ用のアームを付けたニコノスにBCDとつなげるケーブルを付ける位置などのアドバイスをいただく。後日近所のホームセンターでワイヤーロープやカラビナフックを買って取付予定。また、Kさんからはもう1台のストロボYS200の修理について、シンクロコードを取り替えてみては、というヒントをいただく。トライする価値はありそうだ。

6時過ぎ、総勢15名ほどで「びゃく」にて夕食。ここは地魚の鮨と桜や海草を練り込んだそばがおいしいところなのだが、たまには趣向を変えてと、お薦めメニューのひとつ「南伊豆の猪の角煮」にトライ。豚と違って濃厚な味が野性味を感じさせる。食事を終えていったん海遊社に戻り、これからカラオケでさらに遊ぶ人たち、もう寝る人たちとまたの再会を約して帰路につく。
さすがにこの時間になると道もそれなりに流れ、途中伊東のマクドナルドで眠気覚ましのコーヒーをドライブスルーで購入する他は休むことなく走り続け、東名厚木周辺の短い渋滞をやり過ごし日付が変わって間もなく自宅に到着。

さあ、今シーズンも秋まで神子元通うぞ!

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2006年11月06日

11月4日神子元島(シーズン最後?)

連休中日の4日は、今シーズン最後?の神子元島へ。
国道1号、西湘バイパス、135号と通い慣れた道をたどるが、もうすっかり秋。夏場は家を出る頃に現れていた太陽も、真鶴道路付近でようやく顔を出す。

南伊豆に着いてみれば、風もなく穏やかな天気。いつもご一緒する友人ご夫妻も犬とお子さんを連れて民族大移動(笑)で海遊社に前泊。今日は久々に2−4便となった。

1本目はカメ根へ。
水温22度、透明度10−15mはありそうな神子元ブルー。イサキやタカベといったいつもの面々が出迎えてくれるが、結局カンパチ稚鰤の群れも主役のハンマーも現れず1本目を終える。

友人ご夫妻、今回は奥さんが2−3で連ちゃん、旦那さんは4航目。私は戻って昼飯。なんせ今回は潜る前からなぜかお腹が減りまくりだったので(笑)。

3航目も主役の登場はなかった様子で、最後の望みをかけて4航目へ。
まずは青根チームを落としてから、カメ根の遙か東から上げ潮に乗る20分1本勝負コースを取って、ハンマー遭遇に賭けてみる。前回ほどではないが多少潮が巻いているところもあり、水深に注意しつつ潮に乗っていく。タカベ、イサキの群れの他に、3匹のカンパチ、大きめのモロコに遭遇したものの、主役は現れなかった.....。
20061104mikomoto_div1
赤が1本目、青が2本目でそれぞれ◎がエントリー、□が船に拾われた推定位置。2本目の帰りの航跡が島の入り江に入っているのは、ゴムボートに乗った5人組の自称スキンダイバーの尋問(笑)のため。

20061104mikomoto_div2
なぜか1本目(2航海目)はタライ岬沖を迂回

今シーズンの神子元でのダイビングは16本、なかなか海の良い時にタイミングが合わなかったこともあり、結局ハンマー、メジロといった主役には遭遇できなかった。ま、97年に神子元に通い始めてから、ハンマー見るまで2年くらいかかった訳だからこういう年もあるわな、と自分を納得させて帰途につく。

海遊社の皆さん、今シーズンもお世話になりました。来シーズンもよろしくです。Mさん、お大事に。

月夜の135号をひたすら北上。途中、八幡野の満望亭でお腹をチャージし、伊東の公共浴場「芝の湯」で一風呂浴び、東名の渋滞にちょっと巻き込まれながらも22時半頃に自宅着。いつもより念入りに機材を洗って床についた。

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2006年10月09日

10月8日 神子元泡踊り

3週間ぶりに神子元島
10月に入り、ブルーウォーターのコンディションが続くとともに、主役のハンマーヘッドが登場、という知らせもあり、秋雨前線と熱帯低気圧に刺激された雨が降ったあとだと言うに神子元島へ。道中はすっかり秋の気配。たわわに実った稲穂の姿ももうない。

061008sunrise
途中、真鶴道路でのサンライズ

西湘バイパスからは普段は見えない大島がくっきり見え、下田に近づくに連れて、式根島、利島、新島、神津島の島影もくっきりと見えるほどきれいな秋の空。

1本目はカメ根へ。
今日は上げ潮がきついらしく、普段なら根のすぐ近くからエントリーするものの、かなり東からはいる。水の色は良いのだが、ちょっと濁りがある。カメラも2/3増感設定で対応。たぶん濁ってなければ空を飛んでいるような気持ちよいドリフトが味わえたのだろうが、この濁りじゃちょっと無理。いつもよりかなり流されてピックアップ。見た魚は...えっとタカベとイサキと...いつもの面々か。

例のごとく昼寝の後に2本目(海遊社では3航目)。
今回は青根チームとカメ根チームに分かれてエントリー。
久々に神子元らしい強烈なアップ&ダウンカレントの洗礼を浴びる。いつもなら横に行くか上に行く自分のはき出したエアが細かい泡になって周辺をグルグル、ダイコンも気がつけば36m...゙(゚_゚;)....。以後もダイコンの水深変化はめまぐるしく、途中遭遇したチームの中には、下からロケットのように吹き上げられてくるダイバーも。まさに神子元泡踊り。こりゃ思いっきり体に悪いダイビングだわ....。あがったら船長曰く「上から見てると、排気が渦巻いていた」と。
とはいえ、久々に体内のアドレナリンは全開だったダイビング。見た魚は、タカベとイサキと....あ、エグジット間際にカマスサワラか。ま「これが本当の神子元だで」という、神子元の海の神からのメッセージかも知れません。ハンマーも居たようですが、1本目は水深40mエリア、2本目は泡踊りに翻弄されていたから、居たとしても落ち着いてみてられなかったでしょう。
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赤が1本目、青が2本目。◎がエントリー、□がエグジット
いつもより緯線0.5本分くらい南に流されている。

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2本目はちょっと東にふくらみながら神子元へ向かう福丸の航跡
この日は神津島の漁船転覆事故もあり、海保や報道関係と思われるヘリの音が時々響き渡った。

あがって着替えて昼飯を食ったら2時頃、ちょうどF1が始まる時間なので居合わせた面々でF1観戦。結果は略。

061008sunset
弓ヶ浜の夕暮れ。伊豆七島がくっきり

帰途はまたしても小木曽商店で干物を仕入れ、赤みがかかった満月のもとを135号をひた走る。川奈のおお田水産で晩飯(今日の焼き魚はイサキでした!)、伊東の汐留の湯で一風呂あびて、渋滞回避、と思いきや23時をすぎても渋滞する東名を経由して日付が変わった頃に自宅着。

さて、今年はいつ主役に会えるのだろうか.....

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2006年09月20日

9月17日神子元島 主役はまだ?

2週間ぶりに神子元島へ
ブルーウォーターのコンディションは続いているが、主役のハンマーヘッドは安定して出現してない。ただ、こればかりは海に入らねばわからないと一路南伊豆へと車を走らせる。空気はすっかり秋の気配。

3連休の中日とあって今日は4航海。友人ご夫婦もお子さんに犬とフルメンバーで登場。

1本目はカメ根へ。
エントリーした瞬間、今シーズンはじめて「暖かい」と感じる海。曇りがちのお天気のせいか、水中は少々暗いがきれいなブルーウォーターで魚影の濃さは相変わらずで、黄色のストライプが印象的なタカベがいつものように群れをなして元気に泳いでいる。イサキ、メジナ、ニザダイ、ブダイといったいつもの面々も。海況をにらんでか、クエも登場。途中ニシキベラの不思議な舞?を見て1本目は終了。
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ニシキベラの不思議な?舞

休憩の合間に短い昼寝をして2本目へ。友人ご夫婦は例のごとく選手交代。
今度は青根〜ジャブ根エリアへ。ハンマー出そうな気配は続くが、でてくれない。そんな2本目の収穫は久々のキビナゴの乱舞。最初は小振りな群れだったが、エグジット前に遭遇した群れには周りを囲まれるほど。

ハンマーの神子元も魅力的だが、このキビナゴの大群がきらきらと舞うのも印象的である。
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これだけいると、結構な迫力

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本日の軌跡。赤が1本目、青が2本目

キビナゴを見たせいか、久々にキビナゴの干物が食べたくなり、海遊社をでたあと、友人ご夫婦を連れて下田のひもの屋小木曽商店に立ち寄り、キビナゴ、金目、アジ、サンマのみりん干しなどを購入して帰途につく。片瀬で夕食(煮魚メニューを頼んだら、イナダが切れていて代わりにワカシだったが、今ひとつ)、伊東の共同浴場でひとっ風呂浴びたものの、連休中日とあってか、東名の海老名SAからの渋滞が小田原厚木まで続き、巻き込まれる。23時頃に自宅に到着。

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2006年09月04日

9月3日 Mikomoto Blueの海

8月5日以来ほぼ1か月ぶりの神子元島へ。
9月に入ったとたんに朝晩の気温が20度台前半と、Tシャツに短パンのオープンドライブは肌寒く長袖シャツを羽織ってのドライブで南伊豆へ向かう。日曜日の早朝の道は車も少なく、3時間半ほどで弓ヶ浜に到着。浜では夏の名残を惜しむ人たちが思い思いの過ごし方で楽しんでいる。

今日は4航海の1−3便。
沖へ向かう福丸から見る海の色は久々の青さ。期待できる。

1本目は青根へ。

期待を裏切ることなく、Mikomoto Blueの海に。水深15m付近で潮の境目があり、その下は20−21度前後と少々冷たいが20m以上は抜けている。上は24−5度と暖かいのだが、15mくらいの透明度だろうか。タカベやイサキが相変わらず乱舞し、お腹の大きなトビエイが現れ、また、台風襲来に備えているのか大きなモロコ(クエ)が目につく。
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お腹の大きなトビエイ。妊婦さんかな?
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トビエイとモロコが交錯

いったんサービスに戻り軽く昼寝してから2本目のダイビングへ。

2本目はカメ根へ。

うねりが気持ち大きくなったような気がする2本目。海の色は1本目同様絶好調。1本目に続いてモロコが何匹も登場し、真鯛やハマフエフキダイの群れ、そしてなんと石鯛の群れと高級魚づくし(笑)。もちろんタカベやイサキの大きな固まりは飽きることなく登場し、ニザダイ、ヒゲダイなども登場。

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残念ながらハンマーヘッドやメジロザメには出会えず。
次回に期待したいところである。

9月3日の軌跡
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赤い線は1本目、青い線は2本目 ◎がエントリー、□がエグジット

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2006年08月08日

8月5日 神子元島

いつもご一緒の友人ご夫婦と予定を合わせ3週間ぶりの神子元島へ。
今年は海況がなかなか安定せず、前回のダイビングの数日後、2−3日ブルーウォーターがやってきたものの、先週からはまたカーキや茶色の海というが、まあ入ってみなけりゃわからないと思い、南伊豆へハンドルを向ける。

夏休みシーズンでもあり、伊豆の道はちょっと混雑していたが、4時に自宅を出て7時半頃に海遊社へ。海沿いの道は風がさわやかで、日ざしは強いが気温は25度くらいのまさにオープン日より。

海遊社につくと、なんと今日の客は11人...。同業のハンマーズもタートルフラワーも2航海とのことで、浜のにぎわいとは大違いののんびりとした船上。

1本目はカメ根へ。水温は18−20度くらいで前回に比べ暖かいが、水は緑色。魚は多いのだが、姿が見えない。後半でハンマーかメジロが出そうな気配が漂うが、気配だけで現れず。

港に戻り、友人ご夫婦は選手交代。2本目も再びカメ根へ。
水温・魚影も同じ。トビエイが2−3匹、岩礁の周りを回遊しているので息を潜めて接近してみる。
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その後は、タカベリバー(注、川のように魚の群れがとぎれなく続くことを指す)にイサキリバー。さすがは神子元と思わせる魚影の濃さが続く。これで水の色が青ければ申し分ないのだが。
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しかし、この見事なイサキリバーを堪能していると、水底からもくもくと煙のように赤茶けた潮があがってくる。生暖かく海底火山でも噴火したのか、地震でも起こったのかと思わせるような潮で、あっという間に周囲の視界は2mくらいになり、まるで夕方のダイビング。こんなへんてこな潮も初体験である。
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この写真の左手から赤茶色の潮があがってきた

ということで、またしてもハンマーヘッドに会えずじまいであった。
本日のドリフト&福丸の航跡は以下のとおり。
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赤い線は1本目、青い線は2本目 ◎がエントリー、□がエグジット

昼食、ログ付け、昼寝と過ごし、5時半頃海遊社を後にする。いつもハンマーズにいるマイミクさんががなぜか神子元ダイビングサービスにいるというので顔を出し、神子元ダイビングサービスにいるお仲間ともしばし談笑。ついでにマイミクさんをハンマーズまで送り、中伊豆経由で帰途についた。下田市街から箕作トンネルを抜け湯ヶ野に抜ける道すがらの夕映えに映える山のシルエットは印象的だった。
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台風3つが日本接近中。被害が少ないことと、適度に海水をかき混ぜてブルーウォーターをもたらすことを祈る。

posted by K's at 00:51| Comment(2) | TrackBack(0) | ダイビング

2006年07月20日

7月15日 神子元島

海の日を絡めた3連休の初日は神子元島へ。
連休初日とあり、またお天気も良いので海に向かう車も多い135号を走り続けて3時間半、海遊社に到着。弓ヶ浜から見る海面にはうっすらと霧がかかり、水温が低そうな感じ....。

290に乗って沖へ向かう。GWも一緒だった友人ご夫婦も子守と犬守を交代しながらのダイビング。2週間前ほどではないがゆっくりとした大きなうねりがあり、神子元島の周りではサーフィンでも出来そうなくらい大きな波が。

まずは白根にエントリー。冷たく、緑色の水中....。水温16度くらい。水深を深く取っていくと少しは見えるようになるが、それにしても寒い。見える魚も、オオセ、トビエイ、ヒラメといった、水温が上がる前に出てくる魚ばかり。
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Iさんのビデオライトのおかげできれいに撮れたオオセ
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砂に紛れるヒラメ
ちなみに今回のフィルムはコダックのエクタクロームE100VS。Vervia100に近い感じか。

港に戻って休憩して2本目。友人ご夫婦は選手交代(笑)。また白根だが、今回は2本目以上に寒い。私は気がつかなかったが、ダイコンの水温計が13度を示した人もいたとか。魚は2本目の方が多く、トビエイの群れがあちこちで飛び交っていた。ただ、1,2本目ともうねりが強く、水中でもかなりあおられ、圧力変化も激しいのか時折ダイコンの浮上警告音も鳴る始末である。

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赤が1本目、青が2本目の航跡。いずれも◎がエントリー、□がエグジット

昼飯を食べるといつものとおり睡魔に襲われ、昼寝。その後ログ付けをして5時過ぎに海遊社を後にして、吉佐美に来ている友人たちを訪ね、8時過ぎまでのんびり過ごす。

帰路は久々に下田の峰山峠、天城、修善寺、三島経由で裾野ICへ向かうコースを取る。友人に教わった伊豆長岡の酔心という中華料理に立ち寄ろうとしたが、そのままバイパスを進んでしまったため、結局立ち寄れず、途中のコンビニで軽く休憩したのみで、吉佐美から東京の自宅まで180キロちょっとを3時間半で帰宅した。
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行きに軌跡データの設定を忘れていたため、伊東あたりからの軌跡になっている

posted by K's at 23:23| Comment(0) | TrackBack(0) | ダイビング