2004年09月12日

神子元島の事故

9月11日(土)午前、神子元島でダイバーの遭難事故発生。
12日(日)18時時点でもまだ見つかっていないようです(海上保安庁の情報参照)。
無事に見つかると良いのですが...
posted by K's at 23:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ダイビング

2004年09月10日

引き続き絶好調 神子元島(9/5)

天気予報は下り坂で、海の中の状態もちょっと悪いかも、という状況でしたが、回復するだろうという楽観的な見通しにかけて、神子元島へ。前日は沼津での窯だしをしてから、南伊豆へ下り、妻良のペンションで友人達と合流。翌5日は私だけ朝食をパスしてダイビングサービス(福丸・海遊社)へ。
カメ根のトップまで波が洗う、うねりが強い状況でしたが海の中は土曜日に比べて透明度も回復し(ガイドによると土曜日までは最悪状態だったとのこと)、曇り空とは思われないくらいの明るさ。そして、1本目は根待ちでゆっくりと川のように流れるハンマーヘッドの群れを観察。時間にして15分くらいはみることができたような感じです。その他にギンガメアジ(単体)、ハマフエフキダイなども。
2本目も小降りながら群れが登場し、その群れの脇を固めるように登場した大きなメジロザメは、なかなか見事な体躯で、迫力がありました。
20040905mikomoto.jpg
上の図はいつものごとくGPS軌跡図で、赤が1ダイブ目、緑が2ダイブ目の福丸の航跡、黄色がドリフトコース(推定)です。
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2004年08月26日

8/21-22南伊豆・沼津

お盆も世間一般の夏休みも終わった8/21-22、南伊豆でのダイビングと沼津での穴窯の窯詰め手伝い、という5月末と同じパターンで伊豆半島を回ってきました。

21日は南伊豆でのダイビング。2週間前に比べ、多少濁りが入ってはいるものの、海の中は南国。ハンマーヘッドシャーク、メジロザメのほかに、ハマフエフキダイ、ツムブリ系の群れ、珍しいイトヒキアジの成魚(しかも糸付き)といった魚が登場し、楽しめました。ハンマーヘッドの群れはダウンカレントの中にいたため、安全を考えるとつっこめず、遠目で見送りました。
20040821hammer.jpg
ハンマーヘッド

また、下り潮が強いせいか、2週間前に比べると相当東に流されました。下が福丸に積んでいたハンディGPSの航跡図です。
20040821mikmoto.jpg
赤線が1本目の航跡、緑線が2本目の航跡です。

夕方、宿を取っている三島へ移動。道中は秋の虫の鳴き声につつまれ、夏の終わりを感じました。翌朝、沼津インター近くの薪窯に行く前に柿田川に立ち寄りました。
0822kakita.jpg
柿田川にて
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2004年08月08日

8/7ダイビング@神子元島

5月29日以来約2か月ぶりに神子元島でのダイビングはすばらしいダイビングでした。
(8/12写真を追加)
0807_hammer2.jpg

「海の天気図」では黒潮が伊豆半島にまっすぐ北上という、すばらしいコンディションの海を期待できる状況。そして、海の中はその期待を裏切りませんでした。
 水温は26度。そして海の中が明るい。先月の沖縄・八重山、宮古と同等かそれ以上な状態で、透明度は20m以上は優にある感じ。その中、7−80匹(写真を見たら4-50匹でした)程度と思われるハンマーヘッドシャークの群れと遭遇。最初の遭遇は群れを見上げるながら徐々に近づいていっても逃げることなく堂々と。警戒をしている?後尾の大物2匹が神経質そうに動いてましたが、実に堂々とした群れ。群れの後ろにはおまけのようにメジロザメが数匹。
0807_hammer1.jpg

そしてその群れが消えて、我々も動き出す。しばらくすると、正面からトンカチ頭のシルエットがぼんやりと見え、だんだん姿がはっきりと。最初の遭遇と同規模の群れがほぼ同深度に登場し、私たちの姿を見て右方向に避けていく。前回同様接近してゆっくりと観察。そして、また海の彼方へと消えていきました。
0807_hammer3.jpg

2本目は潮の流れも緩んだせいか、残念ながら遭遇なし。大きなカメが一匹「何してるんだ?」というような顔つきで接近してきました。
0807_kame.jpg
8/7のGPS航跡図。赤線が1本目の航跡、緑線が2本目の航跡。黄色がドリフトルート。
20040807mikomoto.jpg


あがって着替えてもまだ13時半。たまには昼間の海岸線を走ってみようかと思い、めずらしくさっさと帰途。ところが、あちこち渋滞しおまけに東名ではオープン走行中に大雨は降るわで、19時頃自宅に着きました。
posted by K's at 15:20| Comment(0) | TrackBack(0) | ダイビング

2004年06月06日

初ハンマーGet ! 5/29神子元島

沼津での窯だしを行う前日の29日に半年ぶりに南伊豆・神子元島でのダイビングをしてきました。
「海の天気図」を見ていたら、週の半ば頃から急に黒潮の本流が伊豆半島に接近し、水温もぐっと上昇。和歌山県水産試験場のデータからは、黒潮の分流の流れ込みも想定され、かなり良いコンディションになるものと予想した。後はお天気だが、木曜日時点でIMOCでみれば、南伊豆はピンポイントで晴れのエリアという予報に、期待して出かけました。
そして当日は太平洋高気圧の張り出しが強く、良いお天気に。冬の間の改装でパワーアップした海遊社の福丸に乗っていざ海へ。エンジンが500HP×2機から800HP×2機に換装され、船体にも様々な改装がなされた福丸は、ハンディGPSの表示では最高速度28ノット(約52km)、巡航で22-3ノットとかなりの快足で、あっという間に島の周りに。海は凪で水面から見ても良い色です。

海の中へ
水温23-24度、透明度・透視度とも20m以上ある、クリアな蒼い海でした。
タカベ、イサキ等のいつもの面々に加え、イナダ、ハマフエフキダイ、ヒラマサも登場。そして、メジロザメとご対面!体長2-3mの10匹程度の群れで、獲物を追いかけていた模様です。
その後、圧巻だったのは、ワラサの大群。見事なサイズのワラサ数百匹が出現し、私と一緒に潜っていたKさんを取り囲んでぐるぐると。ガイドのSさんいわく「上から見ていると二人がそれぞれ囲まれていた」と。大満足で1本目を終えました。
warasa_1.jpg
warasa2.jpg

ハンマーヘッドが
1本目に比べてカメ根に接近してのエントリーとなりました。
コース的には1本目と同じような感じですが、潮が少し緩くなり、小振りなモロコ(クエ)が現れたりしました。そして、20分ほど経過した頃でしょうか、メジロザメが出現し、かなり接近できました。そして、群れの奥にハンマーヘッドが出現です!
あがってから船で聞くと、ハンマーをみることができたのは私たちのチームだけで、しかも、今シーズン神子元初ハンマー!
mejiro.jpg
mejiro2.jpg
残念ながらハンマーはちょっと遠かったため、写真はうまく撮れませんでしたが、満足いくダイビングで、過去7年間に60数本、神子元で潜りました中でも海の状況、出現した魚の両面で自分的にはベストに近いのではと感じています。また、自分自身でも五月にハンマーを見るというのは初めてのことでした。
別チームで潜ったFさんご夫妻、ハンマーをみることができず残念でしたが、また次の機会に期待しましょう!

今回のダイビングの軌跡
20040529diving-2.jpg
先日購入したハンディGPSを福丸のブリッジに置かせていただいて、軌跡データをとり、その軌跡をカシミール3Dで地図にマッチングさせ、また、ダイビングコンピュータとGPSの時間を合わせて、エントリー・エグジット場所を推定してみたのが上の図です。
緑と赤の線が1回目、2回目の福丸の航跡、薄黄色の線がダイビングコースと推定されるものです。潮は島の北西からかかるいわゆる下り潮という状態でした。水深データと重ねて表示する方法を現在試行錯誤中です。
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