2024年06月14日

自宅のデータバックアップ環境

お子さんが生まれて写真やムービーがあっという間にiPhoneのストレージを埋め尽くすようになった知人にデータの保存を相談されたこともあり、自宅のデータバックアップ環境を見直してみた。私はバックアップにはクラウドサービスは利用せず、大容量の外付HDDやSSDでTimeMachineを使ってマック本体のバックアップをしている。バックアップに頻度は不定期だが、3〜4ヶ月に一度はやっているかな。マシンごとのバックアップ体制を整理すると以下の通り。
マシン
バックアップ先
(TimeMachineの保存先)
バックアップのバックアップ先
M1 MacBook Air (512GB)
外付SSD (1TB)-
M3 iMac (1TB SSD+2TB外付SDD)
外付HDD1 (8TB)外付HDD2 (8TB)
iPhone 14 Plus (128GB)M3 iMac (1TB)-

上記のように、各MacのデータをTimeMachineでそれぞれ外付SSD・HDDにバックアップしている。外付HDD1には過去に使っていたMacのHDDからオフロードしたデータ、主に写真や動画を保存しているため、これらはiMacのバックアップデータとともに一緒に外付HDD2にもバックアップすることでどちらかのHDDが壊れたときに備えている。

2台の外付けHDDを使ってバックアップとそのバックアップを保存していくやり方は2010年位からで、当時は3TBでスタートし現在8TB、HDDはバルクで売っているSeagateやWD製品を使い、できればそれぞれ別メーカーにする、同じメーカーであれば買うタイミングや場所を変えて違うロットにするようにしている。現在の8TB HDDはいずれもSeagateのBarracudaで、1台は中国工場製、もう2台はタイ工場製。これまで幸いにしてHDDが壊れたとかいうトラブルには遭遇してない。

クローニングはHDDのクローニングができるロジテックのHDDスタンドLHR-2BDPU3で行い、8TBであればほぼ丸一日かかる。また、クローニングされたHDDはクローニング前のHDDと同じサイズになってしまうため、HDDを大容量化するときはまずHDDをMacにつなぎ、古いHDDから新しいHDDにデータをコピーし、その後新しいHDDをクローニングしている。

クローニングした外付HDD2を物理的に別の場所に保管すれば最強なのだろうが、今のところそこまでしなくてもいいかと思っている。

ちなみに知人にはここまで運用を教えるのが面倒だったので(笑)、まず写真はアマプラ会員が使えるAmazon Photosを勧めておいたが、動画はHDDに保管するしかないんじゃないか、とアドバイス。

posted by K's at 17:25| Comment(0) | TrackBack(0) | Mac/iPhone/iPad

2024年05月23日

MacBook ProからM3 iMacへの乗り換え

2013年に購入し、何度かの開腹手術で光学ドライブベイに2TB HDDを押し込み、HDDを512GB SSDに置き換え使ってきたMacBook Pro(Mid2012)、OSとMS Officeのアップデートが止まったこともあり、後継機を23年11月発売のM3 iMacに定め、スペックを決めて整備済品が出てくるのを待つこと1ヶ月、ピンクのM3 iMacをポチ。翌日昼間に出荷の案内のSMSが届き、週末に受取日を変更して受け取り。

仕様
- 色:ピンク
- 10GPU, メモリー16GB, SSD1TB
- Thunderbolt / USB 4ポート x 2, USB 3ポート x 2,
- Touch ID搭載Magic Keyboard、Magic Mouse, GIGA Ether

整備済品はお得
急ぎの購入では無い限り、アップル製品は整備済品を待って購入している。整備済品の保証は新品同様で、過去にトラブルもなかったので新品とほぼ同じものが今回は17%offで買えること考えると悪くない。また、Apple Storeは楽天リーベイツ経由で買うと一部製品を除いて1%の楽天ポイント稼げるので、それを知ってから必ず楽天リーベイツ経由で買うようにしているので、今回もそこからポチ。

ディスプレイの背面はiPhoneのProduct Redより濃いめの鮮やかな赤。スタンド、フレーム、キーボード、マウス、ケーブルが淡いピンクとなっている。ピンクと言うより赤と表示した方が良さそう。

環境移行とストレージ増強:HDDケースをベロクロでフレームに
環境は移行アシスタントを利用しMBPのSSDの環境をiMacに30分ほどで移行。移行アシスタントの移行開始前に、MBPとiMacをUSB-A ー USB-Cケーブルで繋いでおくとWiFi経由での移行が無いので移行速度が速い。MBPに搭載していた2TB HDDは開腹手術で取り外し、HDDケースに入れ、ベロクロを使って下の写真のようにiMacのフレームに貼り付け一体化。ケースのサイズもフレームの幅とぴったりで移動させて使うときにも問題なし。HDDは相当古いので3TB位のSSDが値段こなれてきたらSSDに入れ替えようと考えている。
IMG_2801.jpgIMG_2794.jpg

IMG_2812.jpg

ユニバーサルコントロールでM1 MacBook Airから操作、画面ミラーリングで外部ディスプレイにも
iMacをCTOすると+6,000円でMagic MouseからMagic Trackpadに変更できるが、整備済品故それはできず。かといって単品だと19,800円もするMagic Trackpadを買う気にはならない。そこで役立つのがMacOS、iOSのユニバーサルコントロール。この機能を使うとMacBook AirからiMacを操作でき、それぞれのMac間でファイルのコピーもできる。
また、MacBook AirからミラーリングをすることでiMacをMacBook Airの外部ディスプレイとしても使え、結構便利なので、まあこれで良しとした。
ただし、iMac起動時のログインはユニバーサルコントロールではできないので、Magic Keyboardからの入力が必要だが、キーボード使うのそこだけなので実はMagic KeyboardとMagic Mouseはほとんど使っていないのが現状(笑)

タグ:iMac
posted by K's at 21:43| Comment(0) | TrackBack(0) | Mac/iPhone/iPad

2022年05月21日

MacOSで書き込みしたPDFで一部が印刷されないときはプレビューappで印刷

「書面」で役所や企業などに提出しなければならない書類、最近は入力可能な書式のPDFファイルを公開してくれているところが増えてきました(そんなことできるなら、そのままペーパーレス手続きにして欲しいけど)。手書きするのも面倒だしなんと言っても私自身の字が汚いので、できる限りそうしたPDFファイルを見つけてそれに入力して印刷するようにしています。

ただ、こうして入力したファイルをAcrobat Readerで印刷すると、何故か入力した文字の一部が印刷されないという事象に頻繁に遭遇します。

これの簡単な回避策はMacOSのプレビューappでPDFファイルを開いて印刷すること。

これで印刷されない文字もきちんと印刷されました。
posted by K's at 16:31| Comment(0) | TrackBack(0) | Mac/iPhone/iPad

2022年02月02日

GnuCashで決算

2021年12月からオープンソースの財務会計ソフトGnuCashを使っていてこのブログにもいくつかあげてます。証券類の価格取得機能は諦めてますが。。。

確定申告に合わせて自分の帳簿も1−12月を会計期間として締めることにしているので、1ヶ月程度ですが2021年分の決算を締めてみたのでその備忘です。「GnuCashによる確定申告に必要な帳簿と決算書の作成」の記載を参考に参考に、私はMacで日本語版V.4.8を使っているのでその場合の日本語メニューで記載しています。現在無職の元会社員の記録なので、個人事業主の方の参考にはならないと思いますが。。

1)純資産に勘定科目「当期利益(損失)」があるかどうかを確認し、なければ作る。
2)「ツール>決算」を開く
決算日を指定し、収益合計、費用合計の欄は「当期利益(損失)」を選択。説明には「2021決算」とかわかりやすいものを入れておくと、決算処理後、該当する勘定科目に説明が入った取引が追加される。この処理はこちらの記載を参考にしました。
なお、月次決算をすると月締めされてしまうので、月次決算は以下の損益計算書や貸借対照表を作るところで前月の表示を指定して行っている。
3)「GnuCash >  設定」から会計期間を設定。
上記サイトではRelative(相対)とあったが私は絶対日付にしました。
4)仕訳帳(General Journal)を作る。
日本語版GnuCashでは「ツール」に「一般仕訳帳」があるがこれは個別のエントリーを直接いじれちゃうものなので、上記サイトに習い「帳票>資産・負債>一般仕訳帳」から進み、設定を行う。
5)総勘定元帳(General Ledger)を作る。「帳票>資産・負債>総勘定元帳」から進み、設定を行う。
6)損益計算書と貸借対照表を作る
このあたりは趣味なので、私は両方とも「帳票>実験中」から「損益計算書(複数列)」「貸借対照表(複数列)を選択。
7)作った帳票を「エクスポート」で保存する。
8) 帳票の設定は「帳票>帳票設定の保存」でテンプレートとして保存できます。





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タグ:GnuCash
posted by K's at 14:55| Comment(0) | TrackBack(0) | Mac/iPhone/iPad

2021年12月27日

Safariの仕様(スマート検索フィールドに入れた検索ワードの一部が…表示になる件)

MacOSのSafariで複数タブを開いているとき、アドレス欄(Safari的には「スマート検索フィールド」)に入力した検索ワードの一部が「…」となってしまう問題に遭遇しました。残念ながらこの現象はSafariの仕様で回避策はありません。

safari.jpg
(「こんな風になる サファリの仕様」と入力したものが上記スクショのようになる)

アップルのチャットサポートに相談したところ、まずは再起動、OS再インストールを案内され、それらを実施しても発生したため、数日後再度問い合わせ。電話&リモートの画面共有サポートにエスカレーションされ、担当者と画面を見ながら現象を確認いただいたところ「Safariの仕様」と判明。不便だけど仕様ならしゃあない。。

タグ:Safari MacOS
posted by K's at 14:36| Comment(0) | TrackBack(0) | Mac/iPhone/iPad

2021年12月07日

GnuCashを使う~ Monterey + MacPorts + XCode betaでやるもうまくいかない

GnuCash、特にFinance::Quoteを使ってみようとする試みの続き。
MacOS Montereyが安定してきた?ようなので、BigSurからUpdateし、Monterey環境にMacPortとXCodeもインストールしてやってみるが、GnuCashそのもののインストールができない。。。
以下Terminal.appのログから。

$ sudo port install gnucash

Error: 

Error: No valid Xcode installation is properly selected.

Error: Please use xcode-select to select an Xcode installation:

Error:     sudo xcode-select -switch /Users/xxxxx1/Downloads/Xcode-beta.app/Contents/Developer # version 13.2

Error: 

Error: Port gnucash requires a full Xcode installation, which was not found on your system.

Error: You can install Xcode from the Mac App Store or https://developer.apple.com/xcode/

Error: Follow https://guide.macports.org/#project.tickets if you believe there

is a bug.

Error: Processing of port gnucash failed


となったので、以下を入力

$ sudo xcode-select -switch /Users/xxxxx1/Downloads/Xcode-beta.app/Contents/Developer

その後、$ sudo port install gnucash

--->  Computing dependencies for gnucashWarning: cltversion: The Command Line Tools are installed, but MacPorts cannot determine the version.

Warning: cltversion: For a possible fix, please see: https://trac.macports.org/wiki/ProblemHotlist#reinstall-clt


The following dependencies will be installed: 

 Xft2

(中略)

 zstd


Continue? [Y/n]: y  

#ここでyをタイプして続けたログのWarning、Error、Failedとある部分抜粋。ここがうまくいってないところ?


--->  Cleaning xpm

Warning: The macOS 12 SDK does not appear to be installed. Ports may not build correctly.

Warning: You can install it as part of the Xcode Command Line Tools package by running `xcode-select --install'.

--->  Fetching archive for gd2

--->  Attempting to fetch gd2-2.3.3_1+x11.darwin_21.arm64.tbz2 from https://packages.macports.org/gd2

--->  Attempting to fetch gd2-2.3.3_1+x11.darwin_21.arm64.tbz2 from https://kmq.jp.packages.macports.org/gd2

--->  Attempting to fetch gd2-2.3.3_1+x11.darwin_21.arm64.tbz2 from https://pek.cn.packages.macports.org/macports/packages/gd2

--->  Fetching distfiles for gd2

--->  Attempting to fetch libgd-2.3.3.tar.xz from https://distfiles.macports.org/gd2

--->  Verifying checksums for gd2

--->  Extracting gd2

--->  Applying patches to gd2

--->  Configuring gd2

Error: Failed to configure gd2: consult /opt/local/var/macports/build/_opt_local_var_macports_sources_rsync.macports.org_macports_release_tarballs_ports_graphics_gd2/gd2/work/libgd-2.3.3/config.log

Error: Failed to configure gd2: configure failure: command execution failed

Error: See /opt/local/var/macports/logs/_opt_local_var_macports_sources_rsync.macports.org_macports_release_tarballs_ports_graphics_gd2/gd2/main.log for details.

Error: Follow https://guide.macports.org/#project.tickets if you believe there is a bug.

Error: Processing of port gnucash failed

--->  Some of the ports you installed have notes:

  dbus has the following notes:

    Startup items (named 'dbus-system, dbus-session') have been generated that will aid in starting dbus with

    launchd. They are disabled by default. Execute the following command to start them, and to cause them to

    launch at startup:

    

        sudo port load dbus

  libpsl has the following notes:

    libpsl API documentation is provided by the port 'libpsl-docs'.

  lzma has the following notes:

    The LZMA SDK program is installed as "lzma_alone", to avoid conflict with LZMA Utils

  python27 has the following notes:

    To make this the default Python or Python 2 (i.e., the version run by the 'python' or 'python2' commands),

    run one or both of:

    

        sudo port select --set python python27

        sudo port select --set python2 python27

  python39 has the following notes:

    To make this the default Python or Python 3 (i.e., the version run by the 'python' or 'python3' commands),

    run one or both of:

    

        sudo port select --set python python39

        sudo port select --set python3 python39

(base)


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posted by K's at 15:59| Comment(0) | TrackBack(0) | Mac/iPhone/iPad

2021年12月03日

GnuCashをM1 MacBook Airで使う(その1)

プログラミング素人だが財務の知識はちょっとあるブログ主が、Excelでの個人収支・資産管理を、フリーの財務ソフトGnuCashを使った複式簿記形式の管理に移行するための作業メモ。利用環境はMacOS BigSur (MacBook Air M1, 2020)

インストールし、科目を設定してExcel帳簿との並行稼働を開始。チュートリアル通りになかなかうまくいかないところも多いです。

勘定科目設定はデフォルトをベースにしつつ、以下のようにしてみた。
固定資産:引き出しが60歳以降の確定拠出(iDeco)勘定は投資勘定ではなく固定資産とした。住宅や車は見た目の数字が大きくなりすぎるため残高入力しないこととした。
負債:住宅ローンとクレジットカードを会社ごとに設定
投資:前述の通り確定拠出は固定資産的な性格があるため固定資産にしたため、ここには証券口座にある有価証券を設定している。株や投資信託など価格が変動するものは、口座の簿価を開始残高として入力。そして、純資産に有価証券評価額勘定を作り、保有している株式や投資信託ごとに評価損益を入力することで時価を把握。固定資産に置いた確定拠出年金も同じ処理。株式は保有個別ごと、投信は証券会社ごとに勘定科目を作っている。これは下の方に書いてますがFinance::Quoteモジュールがインストールできてないこと、それに依存するのかどうかわかりませんが、証券エディターがチュートリアル通りに動かず、勘定科目設定画面で通貨しか選択できず、適切な証券勘定を設定できないため。

米国ETFや外国株口座に待機しているUS$預り金残高を円ベース合計に反映するには、チュートリアルに従ってツール>価格データベースからUS$の為替レートを手動で設定し、円ベースの合計額に反映させている。

日々の記帳はアクション>資金移動から実施。入力例は以下のように行っている。
例1)昼食代1,200円を財布の現金で支払う
資金移動を開き、金額、説明を入力し、借方勘定の「収益・費用を表示する」をチェックし、費用>食費を選択、貸方勘定で資産>流動資産>現金を選択し、OKをクリック
例2)アマゾンでワイヤレスイヤホンを5000円で購入しAmexカードで決済
資金移動を開き、金額、説明を入力し、借方勘定の「収益・費用を表示する」をチェックし、費用>コンピューターを選択、貸方勘定で負債>クレジットカード>AMEXを選択し、OKをクリック。

その他ネットで見つけて適用した小技

ファイル形式を変更する
デフォルトだとデータがxmlで保存され、書類フォルダに大量にlogファイルが生成されるのでうざい。以下を参考にファイル保存用のフォルダを作り、ファイル形式をDB(SqLite3)に変更した。すでにファイルを作成している場合はGNUcashのファイル>名前を付けて保存で「データ形式」をSqLite3にすればOK。ログファイルは削除しても問題ない模様。

通貨記号を変更する
日本語版だとツール>証券エディター>「国際通貨を表示」にチェックを入れ、通貨ツリーを表示させてから日本円を選択して以下を参考にしてJP\を¥にする。


Finance::Quoteがどうしても入らない。。
これができれば為替レートや株式、投信の時価が取得できて便利なのだが現時点(2021/12/3)ではPerlモジュールがインストールできず使えていない。
以下は参考にしたサイトや失敗した履歴。

以下のサイトなどを参考にPerlbrew, cpanmインスコ、rootユーザーを有効にしてrootでログインしてGnucash.appのパッケージの中を開いてResources/bin/のgnc-fq-updateを直接ダブルクリックして実行したりするが、FAILする。

GnuCashで株価や外貨預金の時価を表示する
GnuCashで日本の投資信託の基準価額を取得するPerlモジュールを書いた
Finance::Quote and Big Sur
Bruce Schuck  /   Finance-Quote-1.51  7 ++  / Finance::Quote
Online Quotes

Perlbrewとcpanmインストール
その後、sudo /Applications/Gnucash.app/Contents/Resources/bin/gnc-fq-update をターミナルでたたくがうまくいかないので、gnc-fq-updateを行うべく、Gnucash.appのパッケージの中を開いてResources/bin/のgnc-fq-updateを直接ダブルクリックして実行するが、FAILとなる。どうやらFinance::Quoteに必要なDate::Range, Date::Simple, Test::Perl::Critic がインストされてないのでうまくいかない?
Warning: prerequisite Date::Range 0 not found.
Warning: prerequisite Date::Simple 0 not found.
Warning: prerequisite Test::Perl::Critic 0 not found.

My MacOS Finance::Quote Successful Tweaks
これを見てsudoからいくつかコマンドを打ち込み、最後にgnc-fq-update走らせてみても駄目。rootでやり直しても同じ。。
sudo cpan -i B::Keywords
sudo cpan -i Test2
sudo cpan -i DateTime
sudo cpan -i DateTime::Locale
sudo cpan -i DateTime::Format::Strptime
sudo cpan -i Mozilla::CA

いろいろ試したことをアップデート予定



posted by K's at 10:18| Comment(0) | TrackBack(0) | Mac/iPhone/iPad

2021年04月04日

M1 MacBook Airが危うく文鎮になりかけた話と移行アシスタントで素早く転送する方法


MacBook Pro 15インチ(Late 2013)を相方が買い換えるとのことだったので、ストレージが厳しくなっていた私のM1 MacBook Air(ゴールド/256GB)を譲るオファーをしたところ、それに相方が乗ってくれたので私は新たにM1 MacBook Airを購入。今回は相方と区別しやすいように色はスペースグレーにし、RAMは前回同様16GB、ストレージとGPUはちょっと増やし512GB、8GPUモデルにしました。

で、ゴールドM1からスペースグレーM1に環境を移す中で、移行アシスタントがうまくいかず、復旧アシスタントを使って最初からやり直そうとしたら危うくスペースグレーのM1が文鎮になりかけました。そのときの顛末と無事使えるようになるまでの記録です。

原因:M1 Macでは禁じ手の「ディスクユーティリティで起動ディスクを消去」してしまった
復旧アシスタントを使い最初からやり直そうとしたときに、M1 Macは復旧アシスタントからMacを消去しなければならないところを誤ってディスクユーティリティで消去したのがきっかけ。その後こちらのサイトにもあるように「アップデートの準備中にエラーが起きました」となり、OSの再インストールができなくなりました。。。

対処:手持ちのマイクロSDカードを起動ディスクにしてBig Surを再インストール
選択肢は以下の3つでしたが、3でどうにかOSインストールができました。USBメモリなどが確保できるのであれば3.のやり方を最初に試すのが簡単かなと思います。
1. ターミナルからmacOSを復元する→こちらのサイト同様パスワードをリセットできず先に進めず
2. Apple Configurator 2を使う。ゴールドM1にApple Configurator 2を入れてスペースグレーM1の復元を試みるもうまくいかず(慌てててどうなったのか記録もとらず。。)
3. 起動ディスクを作りmacOSを復元する→Appleサポートの記事に従い、手持ちの32GB マイクロSDカードを起動ディスクにしてインストール成功
macOS 11.2.3 Big Surのインストールパッケージは12GB以上になりますので、起動ディスクを作るメディアもそれ以上必要です。起動ディスクにしたマイクロSDカードはUSB-Cハブ経由でM1 MacBook Airにつなぎ、特に問題も無く起動ディスクとして認識されました。

移行アシスタントの転送速度を速める方法
付属のThunderbolt(USB-C)ケーブルで移行元と移行先のMacをつなぎ、WiFiをOffにする。そうするとThunderboltケーブル経由で転送されるので80MB/秒くらいの転送速度で進行してくれました。ちなみに相方のMacBook ProからゴールドM1へのデータ移行は、移行元のMacBook ProにThunderbolt(USB-C)がないため、GoPro Hero8に付属のケーブル(一方がUSB-Aオス、もう一方がUSB-Cオス)で2台をつないで移行、この場合は以下スクショの通り転送速度は33~40MB/秒位でした。
IMG_1682.jpg
posted by K's at 16:51| Comment(0) | TrackBack(0) | Mac/iPhone/iPad

2021年02月02日

Planex GW-450S: MacOS Catalina用ドライバーを探す

Planexの11ac/n/a 超小型 5GHz専用無線LAN子機 【手裏剣】GW-450SをMacBook Pro (Mid2012)で使っているが、MacBookをCatalinaにアップデートしたら使えなくなくなり、Planexのサイトでドライバー探すもMac OS 10.13までのドライバーしか提供されていない。

きっと使っているチップメーカーがファームウェア更新を出しているのでは、と考え、チップセットは何を使っているのか?で探してみると、ここでRealtekのRTL8811AUと判明。これをヒントにチップセット名とDriverで検索してみるとGitHubに発見。BigSur用のドライバーも同じくGitHubから落とせます。

MacBook Proにダウンロードし、インストーラーを起動、再起動するとメニューバーにMacOS同様のWiFiアイコンが現れますので、自分のネットワークに合わせて設定をすればOKです。

GW450S.jpg

ただ、「システム環境設定」の「ネットワーク」のサービス一覧には「Ethernet….」と表示されるので、気になる人はサービス一覧の下の歯車マークをクリックし、「サービスを名称変更」で好きな名前に変更しておきましょう。

タグ:MacOS GW-450S
posted by K's at 23:52| Comment(0) | TrackBack(0) | Mac/iPhone/iPad

2021年01月03日

Chromecastでデスクトップ共有ができないときにすること

Mac OS環境(この記事を書いている時点での私の環境はmacOS 11.1 Big Sur)でChromecastを使ってChromeのタブの共有やファイルの共有はできるが、Castのソースとしてデスクトップを選択したときに「画面をキャストできません」という表示が出てデスクトップをキャストできないときに確認すべきことは以下です。

security3.jpg
Chromeには「[システム環境設定]で画面収録が許可されているか確認して下さい」とのダイアログが出ます。Chromeに「画面収録」を許可する設定は以下で変更でき、Chromecastでデスクトップの共有が可能になります。

1. 「アップルメニュー」の「システム環境設定」から「セキュリティとプライバシー」を開く
2. 左の項目をスクロールし「画面収録」をクリックして選択。
3. 左下の鍵アイコンをクリックし、パスワードかTouch IDをクリックして設定変更できるようにする。
security1.jpg

4. 画面下部真ん中あたりの+キーをクリックし、アプリケーションの選択画面が出るので、Gooogle Chromeを選択しリストに追加する
security2.jpg

5. 左下の鍵アイコンをクリックし、その後設定画面を閉じる
これでGoogle Chromeを再起動後、キャストのソースからデスクトップを選択するとデスクトップがキャストできるようになります。
posted by K's at 10:31| Comment(0) | TrackBack(0) | Mac/iPhone/iPad