2010年05月08日

ADE:Audi Driving Experience (2003/6)

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 ある日、Audiから、Audi Driving Experience(以下ADE)の案内なるダイレクトメールが届き、免許とって10数年、自己流の運転手法に少しでも改善ができればと思って参加してみました。ADEはAudi    Driving Academyというアウディジャパンが主催するプログラムで、入門編とも言うべきシチュエーション1から氷雪路のドライブ体験までをするシチュエーション6まであり、いずれも普通免許を所有している人であれば、アウディ車のオーナーでなくとも参加可能というドライビングスクールです。詳細はこちらのリンクを参照してください。今回私が参加したのは、入門編のシチュエーション1で、会場は東京プリンスホテルの駐車場。座学、実技を含め3時間のコースで昼食付きで8,000円という、お手軽なコースです。

 9時少し前に会場の東京プリンスへ。雨が降ったりやんだりのお天気の中、15人の参加者とインストラクター6名。まずは簡単な座学で、運転上の注意点等の確認を行ってから、3人ずつに分かれての実技に入ります。当日は雨が降っていたため、座学では雨天時の日中でもヘッドライトをつけることの重要性についても説明がありました。私の組は、TTクーペオーナーの方とA4オーナーの方が一緒でした。チーフインストラクターの方によれば、普段はアウディオーナーは半分以下くらいで今日みたいにアウディオーナーが多いのは珍しいと。

実技1 運転姿勢
   運転の基本はしっかりとした姿勢から。お尻をしっかりとシートバックに付け、エンジンをかけた状態でブレーキペダルを思いっきり踏んでちょっと膝が曲がる程度、ハンドルを切っても多少肘が曲がる程度にシートバック角度、ハンドル位置を調整。最後にヘッドレストを調整。シートベルトはねじれがないことを確認してバックルにはめ込んだら、上から引っ張って腰の部分のたるみを取る、という感じで基本的なシートポジションの確認をしました。膝を少し曲げたポジションを取るのは、万一の時に膝がまっすぐだと衝撃が吸収できないというからというのもあるそうです。また、ネクタイはシートベルトの上に出しておかないと、いざというときにネクタイに首を絞められるという事態になるそうです。ネクタイを着用して運転することが多い方は注意してください、とのこと。

実技2 ハンドル操作
   トレーニングに使われる車はAudi A4 3.0クワトロスポーツ(右ハンドル・オートマ)。まずはスラロームをゆっくりと走りながらハンドル操作の練習。ポイントは「9:15の位置」「送りハンドルはしない」。確かにTTのハンドルも9:15の位置にへこみがあり「ここをホームポジションにしなさい」ということなのでしょうか。

実技3 縦列駐車
     縦列駐車の練習。確か教習所で教わった頃は車が動いているときにハンドルを切れ、とのことだが、車の性能も向上したこともあり、きちんと止まってからハンドルを切って動き出す、という流れで良いとのこと(とはいえすでにやっていることだが)。A3に乗っている人は自分の車と同じ感覚で心おきなく練習できるので良い機会だと思います。

実技4 急ブレーキ体験
   ABSのヒューズを抜いた状態で30kmからのフルブレーキ体験。路面の左側はゴムマットに洗剤が流されており、ミュー0.4と雪道と同じくらいの状態。ここに30km位でつっこみ、フルブレーキ(ちなみにAudi車の場合ABSのヒューズを抜くとESPも切れます)。ABS無しの場合、ブレーキを踏んだ瞬間に30kmとはいえ強烈にスピンします。その後、ABSを正常に戻して同様にフルブレーキ。ブレーキを蹴飛ばすように踏むと同時にABSが働いている「ガゴガゴガゴ」という反動がペダルに伝わってきます。これに負けずにブレーキを踏み続けるのが短く止まるためのポイント。車はスピンすることなくブレーキを踏む前の姿勢のまま止まりました。
 また、 実技2で後席シートベルト着用の重要性を教わったのですが、たかが30kmと体験前は思っていましたが、フルブレーキングの時の力は相当なもので、後席に乗ったときもシートベルトをつける必要性を強く感じました。時速40kmで衝突で停止した場合、体重の30倍くらいの力で前に押し出されるそうなので(体重60kgの人で1.8tもの力になる)、後席の乗員がシートベルトをしてない場合、前席のシートバックも耐えられず、運転席あるいは助手席の乗員を押しつぶしてしまうことにもなりかねないと。リアシートに乗るときも必ずシートベルトを忘れずに。

ESPの実演
 右前輪をローラーに乗せられたTTR-FF。ESPを解除したままだと、駆動力がすべて右前輪に伝わってしまうため、いくらアクセルを踏んでもタイヤが空転するのみで発進できません。ESPをオンにすると、駆動力が左前輪にも伝わり、脱出可能に。

エアバッグの動作実演とチャイルドシート取り付け
   その後、修了証と協賛会社(ANA, Castrol, Michelin)からのTシャツ、マグカップ等のノベリティパッケージのプレゼントあり、昼食に。昼食後は午後の部の方も一緒になった合同プログラムで、エアバッグが膨張する実演とISO FIXを利用したチャイルドシートの取り付け方法というのが行われました。エアバッグの実演は実際に国産N社のステアリング内蔵のエアバッグをリモートコントロールでエアバッグを膨張させるもので、実際に膨張するときはものすごい音とともに、煙と火薬のにおいがたちこめました。実際の事故の時はもうパニック状態なのでそんなのは気にならないのではと。
 ちなみにエアバッグユニットは製造後14年経過すると交換必要だそうです。アウディ車の場合バイザーにそういう記載があります。

冒頭にも書きましたが、アウディオーナーでなくても参加できるので、たまには自分の運転を基礎から確認するために参加してみるのも良いかと思います。

*記事内容は2003/6時点のものです。

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2010年05月07日

アウディTT:TTRの燃費 2010/5/6

  <p><p><p><p><p>燃費</p></p></p></p></p>  

1,800cc、マニュアルということもあって燃費はかなりよいです。
満タン法での計測で、これまでの実績は以下のような感じです。南伊豆往復の長距離を走ると、12〜13km/L位はコンスタントにでます(実は、 21km/L=380km走った後に給油したガソリンが17L位、というプリウス並みのデータがあるのですが、これは何かの間違えじゃないのか と...)。
  条件は一人乗車が9割、街乗り4:遠乗り6、ほとんどオープン、という感じです。
  カタログ燃費(10/15モード)は11.8km/リットルです。

                                                     
      
積算距離  49,352km
      
      
最高
      
      
16.9km/リットル
      
      
最低
      
      
7.4km/リットル
      
      
累計平均
      
      
12.7km/リットル
      
posted by K's at 22:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 車:アウディTT

アウディTT:主な仕様(いわゆる初代:8NAUQ)

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主な仕様:audi.co.jpより転載&抜粋 青字と写真は筆者の追記。

                                                                                                                                                           

 

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                 
型式:GF-8NAU
生産工場     

ハンガリー ギュアー

                           
エンジンルームにある製造国のプレート。ボディのプレスをドイツで行った後、鉄道で一昼夜かけてハンガリーに移送し、ハンガリーで最終組み立てを行うという長い生産ライン。
Mfgplate_2    
寸法・重量
全長(mm) 4,060
全幅(mm) 1,765
全高(mm) 1,340
ホイールベース(mm) 2,425
トレッド :(mm) フロント:1,530 ・リア:1,515
最低地上高(mm) 120
車両重量(kg) 1,370  *意外に重い?
トランク 180リットル(VDA値)
      *カタログ表記はFFもクアトロも同じだがFFはリアデフがない分、クアトロより3-5cm深く、200リットルくらいはありそう。ダイビング機材2人分の収容にはまったく問題なく、また、以下のような感じで開く開口部も大きいので荷物の出し入れは便利。ただしトノカバーを入れると容量が減るのと、たたむのが面倒なので時にはトノカバーを自宅において出かけることもある。
      
    Trunk_2
乗車定員(名) 2
駆動方式 フロントドライブ(前輪駆動)
最小回転半径 4.9m
エンジン
      直列4気筒DOHC(1気筒=5バルブ)インタークーラー付ターボ
      
ダイレクトイグニッションシステム
    モトロニック7.5エンジンマネージメントシステム
ターボはKKK製。FF用はクアトロのエンジンより小口径タービンらしい。また、インタークーラーもクアトロが2個に対してFF用は1個となっている。
エンジン型式 AU       

Engine1_2 こんなカバーが付いているエンジンルーム
       

      

カバーをとるとこんな感じ。

Engine2

前方吸気後方排気のレイアウトと、ダイレクトイグニッション、電子制御スロットルが確認できます。

      

   
総排気量(cc) 1,780
ボアxストローク(mm) 81.0 x 86.4
圧縮比 9.5
燃料供給装置 電子式
最高出力 kW(ps)/rpm 130(180)/5,500
最大トルク Nm(kgm)/rpm 235(24.0)/1,950 - 5,000
10・15モード(km/L) 11.8 
      *実質燃費もこの位
主要燃費向上対策 電子スロットルバルブコントロール(いわゆる、Drive       by wire)、 可変カムシャフトコントロール
燃料タンク容量(L) 56(クアトロは62リットル)無鉛プレミアムガソリン 航続距離は600km位。
諸装置
ミッション 5速マニュアル Shift
アルミ製なので冬場は冷たい
1速       
3.300
   
2速       
1.944
   
3速       
1.307
   
4速       
1.034
   
5速       
0.837
   
後退       
3.600
   
最終減速比       
3.937
   
サスペンション スタビライザー付マクファーソンストラット(フロント)
      スタビライザー付トレーリングアーム(リア)
ステアリング ラック&ピニオン (パワー)
ブレーキ ベンチレーテッドディスク(フロント)・ディスク(リア)
                                                                       

 

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       
シート
アルカンタラ&本革仕様(シートヒーター付)
      *気持ち的には本革仕様(フェザー)にしたかったけど在庫車故選べず。座面がアルカンタラという、要はTORAYのエクセーヌ地でサイドが本革で、これが本国標準仕様だとか。日本国内に入ってくるTTRは原則強制オプションのグローブ状のモカシン本革仕様なので私の仕様は珍しい。
      シートヒーターは結構強烈で6段階のうち1−2段階で十分な暖かさ。
シートベルト
二重感知タイプ3点式シートベルト
チャイルドモード付3点式シートベルト(運転席は除く)
計器類
シートベルト警告灯
メーター照度調整機能
外気温度計
オンボードコンピュータ
DIS(ドライバー インフォメーション システム)/サービスインターバルディスプレイ
Meter_2       

サーブに比べると少々くどいメータ類。真ん中はオンボードコンピュータとDISの表示部。ここに平均燃費、平均速度、瞬間燃費、走行可能距離、走行時間を表示することができる。表示を消せるのはこの部分のみ。         外気温が5度以下になると路面凍結警告の雪マークが表示される。
        水温計が90度を超えると電動ファンが回り出すようで、夏の渋滞や山道を長時間走行した後には結構な頻度でファンが回る。また、走行時間によっては駐車してエンジンを切っても回っている。ウィンカーの音は意外なほど小さくオープン時は気づかないくらい。

   
室内装備
本革巻きスポーツステアリングホイール
チルト/テレスコピックステアリングコラム
本革巻きシフトノブ
アルミ製ペダル(アクセル/ブレーキ/クラッチ)
大型アルミ製フットレスト
サードサンバイザー
メイクアップミラー(運転席/助手席)
リーディングランプ
カップホルダー
フューエルリッドオープナー
トランクリッドオープナー
残照装置付室内灯
ワンタッチ式センターロッキングシステム
リモコンドアロック(折畳み式キー)
パワーウインドー
フロアマット
盗難防止装置(イモビライザー)
室内はこんな感じで、アルミを多用し、丸いデザインをあちこちに用い、外装色とコーディネートされた色使 い。正面から見た風貌と色から「トトロ」と命名し(笑)、グローブボックスにマスコットのトトロをぶら下げました。

Interior
        中央部、上2つはエアコン吹き出し口
        その下に5つ並んでいるのがシートヒーター(左右別)、ESP解除、
        ハザード、リアウィンドウ熱線のスイッチ。
        その下のアルミパネルはオーディオのカバー
        エアコン操作パネルがその下。

空調
フルオートエアコンディショナー
フレッシュエアフィルター
オーディオ
      

CDチェンジャーコントロール付 FM/AMラジオ カセット“コンサート”
        9スピーカーシステム(リヤアクティブ+サブウーファー付)
        アルミ製ラジオ/カセットステレオカバー
        *2002年モデルからはCDプレイヤー付のConcert2。私はカセットのない生活をしているので、CDチェンジャーをおまけに付けてもらいました。チェンジャーは助手席後ろ側の小物入れに収納(6枚がけ)。

音はいじらずともかなり満足できるもので、The TT StoryによればオーディオはBOSEが手がけているとのことであるが、ヘッドユニットを引っ張り出して確認してみる限り私のTTはBose仕様ではないと思われます。

なお、Concert2のヘッドユニットをヤフオクで入手して取り付けてみましたが、1ミリ程度上下左右が大きいため、Concert仕様の車に取り付けるにはヤスリ等で削ることが必要でした。ラジオ、CDプレイヤー、CDチェンジャーコントロールは機能しますが、配線アサインの違いなのか、イルミネーションが全く点灯せず夜間は不便です。

外装
カラードドアミラー
カラードドアハンドル
カラードバンパー
オールティンテッドガラス
電動式ソフトトップ
リヤスポイラー
電動ガラスウインドシールド
ロッドアンテナ *FMの感度が少々悪い感じ。車庫の中ではノイズが入る。
TT専用アルミシルトリム
アンダーボディカバー
Under1
Under2
納車時に下回りを見せてくれますが、空力を考慮したアンダーボディカバーが装着されています。前のカバー(左側)には空力を考慮したNACAダクトも(NASA考案による、最も空気抵抗が少ないダクト形状だとか)。ま、本人はそこまでスピード狂じゃないのであまり関係なさそう。
      右の写真はフロント側(写真左手)からリア側を見たところ。
ホイールアーチライニング
フルジンクボディ*ボンネットはアルミ製。
タイヤ&ホイール
205/55 R 16 *Michelin Pilot  Primacyが装着されてました。
5アームデザインアルミホイール(7Jx16) 
テンポラリースペアタイヤ
サスペンション
スポーツサスペンション
ストラットタワーバー(フロント)
アクティブセーフティ
ESP(エレクトロニック スタビリティ プログラム)
      ・EBD(エレクトロニック ブレーキ 圧配分)付ABS(アンチロック ブレーキ システム)機能含む
      ・EDS(エレクトロニック ディファレンシャル ロック システム)機能含む
      ・ASR(トラクションコントロール)機能含む
パワーステアリング
ハイマウントストップランプ
ドアリフレクター
ハロゲンヘッドランプ
ヘッドランプハイトコントロール
フロントフォグランプ
リヤフォグランプ(右側)
4段階調整式間欠フロントウインドーワイパー(スピードコントロール付)
ヒーター付ドアミラー
ヒーター付ウインドーウォッシャー
パッシブセーフティ
エアバッグ(運転席/助手席)
サイドエアバッグ
アンチロールバー
シートベルトテンショニングシステム
シートベルトフォースリミッター
セーフティセル構造ボディ
サイドプロテクションバー
衝撃保護サイドウレタンパッド
衝撃吸収バンパー
防眩ストライプ付フロント合せガラス
衝撃吸収ステアリングコラム
パデッドダッシュボード
トランク収納タイプ三角表示板

カタログ以上に参考になる本がこれ。
  英語ですが、図や写真がふんだんに使われており、読みやすいです。
  TTの開発のコンセプトデザインから生産ラインの紹介まで、TTオーナーなら持っておくべき一冊。
  amazon.co.jpでも入手可能。4000円くらい。

posted by K's at 22:15| Comment(2) | TrackBack(0) | 車:アウディTT

アウディTT:TTR Impressions

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購入してから気づいた点、4座と2座オープンの違いなどをいろいろと。

風の巻き込み
 風の巻き込みはサーブ以上。サーブの場合、デフレクターをたててサイドウィンドウを上げてしまえば、高速のぬふわkmでの走行でも髪の毛をわずかに揺らす程度の巻き込みでしたが、TTRの場合サイドウィンドウを上げてデフレクターを一番高い位置にしても、髪の毛が乱されるくらいの風の巻き込みになります。ま、2座だから意図的に風を巻き込ませるという考えもあるのかもしれんが。基本的に帽子をかぶって乗るべき車です。冬場はマフラーと左手の手袋(シフトレバーがアルミ製で冷たいから)も必須。

熱い走り?!
   TTRのエンジンレイアウトは、横置きで前方吸気後方排気のレイアウト。そして排気系の直後にはターボチャージャーがあります。また、1,800ccのエンジンの割には最大出力180ps/最大トルク24kgm(サーブは2000ccで154ps/22.3kgm)と高出力型であるためか、長く走っていると足下が「ちょっと熱いなあ」と感じることがあります。サーブ同様FFで、フロントにはラジエーター、エアコンのコンデンサー、インタークーラーと高そうな部品が集中しているので事故で前から衝突したら修理費は....。

見切りは最悪(笑)
   最初からあきらめていましたが、前後左右の見切りは最悪。サーブの時のようにプロテクションモールもないし、狭い道には入らないことが肝要ってことなのでしょうか(笑)。特に左後方の視界を改善するため、初めてルームミラーに社外品を取り付けました。

アルミが好きなのね
   やたらとアルミを使っているこの車。実はボンネットもアルミでした(TTのオーナーの方は是非磁石をボンネットに近づけてみてください。傷つかないようゴム磁石でね)。事故ったらえらいこっちゃ....。

実用的な2シータ
   車を買うときに大事なのはダイビング機材が2人分(1人でしか行かないけど、念のためね)積めることが条件の私。このTTRのトランク容量はサーブよりは少ないものの、開口部が大きく、取り出しやすくかつ深いためかなり重宝してます。カタログではクアトロ、FFとも同じ180リットルという表記ですが、実際はFFの方がクアトロ機構がないせいか、3−5センチ深く、その分実容量も稼げてます。

財布に優しい?!
   燃費、オンボードコンピュータの測定では、これまでだいたい11-12km/リットルとかなり経済的。コンディションは街乗り2割、遠乗り8割、99%一人です。

吸い付く走りと飛んでいるような走り
   前の車のサーブは何となく空を飛んでいるような感じの走りだとすると、TTRは地面にぴたっと吸い付いて行くような走り。まあ、どっちが好きかは好みですけどね。疲れているときはサーブのような走り、元気のあるときはTTRのような走りが良いですね。

シフトレバーがくるくると
   展示車で長いこといじられていたせいか、シフトレバーがちょいと力を入れると「クル」っと回ってしまい、上から見るとシフトパターンの表示がへんてこな方向に。1000km初回点検時に「ちょっとぉ、納車前にちゃんと見てねえ(^.^)」と。

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アウディTT:手入れと諸問題

2013/12/2 リンク切れなどもあり一部Updateしました

日常のメンテナンスとこれまでの諸問題など

日常のメンテナンス

屋根付き車庫での保管のため、特に気を遣ってはいません。洗車は2月に1回すれば良い方。内外装の手入れには簡単できれいになるゴールドグリッ ター(今はパーマラックスという製品が後継らしい)を利用。また、ダイビング機材等濡れものを積むことが多いのでトランク内には湿気取り常備。オイル交換等は初回車検までのメンテナンス関連費用 がすべて無料になるAudi Freeway Planに従って実施。Freeway Planが切れたので、オイルはインジケーターが交換指示をした際に交換するロングライフパターンに変更した。

メンテナンス&トラブルの履歴

TTRのトラブルとメンテナンスを新しいものから順に並べてみました。

バッテリー交換(2006年1月・走行距離25,000km)

セルの勢いが弱い、時計やトリップメーターがリセットされていた等のバッテリーの劣化を思わせる症状が発生したため、ネットで安いバッテリー(ボッシュ製)を捜して自力交換。ボッシュの適合モデルは適合モデルでS-6Hで、購入したル・パルナスでは送料と廃バッテリー処理料を含めて13,975円でした。TTの取扱説明書では、バッテリーはオーナーによる交換可能と記載してあるものの、具体的な交換方法は記載されていないため、作業は一手間。作業の流れを自分の備忘録も兼ねてこちら(VividGarage)にまとめています。

取付後にMixiのTT関係のコミュニティにバッテリーのトピックスがあるのをみつけました。そこではクーペとロードスターでサイズがちがう、ってな話が書 かれてましたが、取扱説明書にはそんな記載どこにもないし、ネット上で見つかる適合表にはクーペとロードスターとで異なった品番を表示しているものも見あたらないため、仮に異なっていたとしても大差ない んじゃないの、と個人的には思います。ま、この辺は確実性を求めるならディーラーへ、コストを重視するなら自力で、となるのではないかと思います。私は後者です(笑)。

また、バッテリー交換後にはコンピュータの調整(初期化)が必要との情報もありましたが、アウディ世田谷のサービス担当の方に聞いたところ「初期化することを勧めるが、しなくても支障はない」とのことでした。具体的には、交換時の急激な電圧変動でコンピュータの記録内容がリセット(注、初期化ではないとのこと)されたり、学習したデータが変わってしまうことがあるため、ディー ラーで交換した時には初期化するようにしているとのことでした。 この説明を聞いたのでやる必要もないと判断し、私のTTは初期化もしてません。

もちろん、判断は自己責任ですので、この情報を利用して何らかのトラブルが生じた場合でも私は責任持ちませんよ:-p

2013/12/2追記

VividGarage消滅のためリンクが消えていますので、2013年2月に交換したときのメモを追記します。

上記にて交換したバッテリー(7年目)、ついにエンジンがかからなくなり2013年2月にBOSCHのPSIN-6Cをネットで調達し自力交換。こちらのページを参考に15分程度で交換完了。
http://minkara.carview.co.jp/userid/348327/car/250695/403266/note.aspx
手元に13ミリのソケットレンチ無かったのでちょっと手間かかりました。

バッテリー交換について詳しくはこちらに書きました。

タイヤ交換(2005年9月・走行距離23,400km)

車検で指摘された右側前輪(タイヤローテーション後は右側後輪)の傷、直接ミシュランにも聞いてみた結果やっぱり交換すべきと判断し、4輪とも Pilot Precedaに交換。交換は友人に紹介してもらったトヨタディーラー系列のカスタマイズショップにて、格安で有名な平野タイヤ等 とも比べても遜色ない値段で実施。そのショップ、系列でDUOもあるので、今後日常のメンテナンスもお願いしていこうかと思っている。装着後のインプレは 純正装着のPilot Premacyと比べ、ロードノイズが気持ち小さくなった感じ。もう少し走り込んでみれば差はわかるか?!。

初回車検(2005年7月)

走行距離21,519キロにて初回車検。整備内容は、標準の車検整備にAudi Freeway Plan対象の部品交換等。トラブルは特になく、アイドリング時にタコメーターが振れるという現象を指摘。対処としてメーターパネル一式を交換したとのこ とであったが、現象は今でも出ており、また、別に原因が致命的なことでなければ、原因を説明して放置しておいても良い理由を説明してくれれば交換してもら うまでのことはないのであるが....。また、Audi Freeway Planの延長の案内も来ていたが、年間走行距離は1万キロにも満たないため、適用はしないこととした。

3年前の納車からこれまで数回の点検を通じて、Audi世田谷の対応には問題があると感じ、アンケートなどでも指摘していたが、今回もその対応には正直なところ不満。

タイヤローテーションは納品時の作業内容書に記載があるにも拘わらず実施されてなく、また、点検入庫時に必ず行わねばならない、サービスインジケーターの リセットが行われていなかったことである。特に後者は基本中の基本のポカミスのレベル。作業を行ったVW東京世田谷の港北サービスセンターおよびそこで整備を受けた車両を受領したアウディ東京世田谷両方とも何やっているのか.....。これまではAudi Free Way Planを受ける制約上Audi世田谷で整備を続けてきたが、以後の整備は別の場所で行うことを考えている。世田谷、大田、目黒、品川または神奈川(川 崎、横浜界隈)で、直接担当メカニックと話ができながら整備の相談等をできる工場ないかなあ...。(→こういうこともあり、4年目以降、前の車であるサーブを購入したヤナセ芝浦の営業担当の方に紹介いただいて、アウディ芝浦でメンテを実施中。2010/5追記)

結局、タイヤローテーションは、車検引き取り直後私の凡ミスで左リアフェンダーをマンションの壁にぶつけたこともあり、その修理を近所のカーコンビニ倶楽部(中古輸入車ディーラー併設)に依頼した際、実施してもらった。サービスインジケーターのリセットは後日立ち寄る機会があったときにリセットしてもらった。

*タイヤローテーションが必要となった理由
右前輪サイドウオール部に直径1cm、深さ5-6mmのへこみが発見され、タイヤの強度を考えると交換することを勧められた。しかしながら、タイヤを交換するなら四輪まとめて交換すべきと考えており、タイヤの溝の残りが前後輪ともほぼ同一であったため、前後のタイヤをローテーションして、当該タイヤを前輪に比べて負荷の少ない後輪に付け替えることで、多少なりとも持たせようと考えてみたもの。

車検費用の総額は146,164円(自動車リサイクル料金預託を含む)、明細は以下のとおり。

重量税 37,800
自賠責 29,780
印紙代 1,100
基本点検料金 33,600
スチーム洗浄料金 7,350
検査代行料金 15,750
部品代 4,074
(クーラント、ワイパーブレード、フィラーキャップシール等)
自動車リサイクル料金 16,710

2005年1月から開始された自動車リサイクル料金は、制度施行前に登録された車両は制度施行後、最初の車検時に預託義務がある。リサイクル料金は各自動車会社のウェブサイトか、手元に車検証を用意して、自動車リサイクルシステムのウェブサイトから確認可能。

1年点検(2003年6月・9,740km)

  アウディ世田谷にて実施。Audi Freeway Planにより、3年間は基本的にメンテナンス費用はかかりません。主な内容は以下の通り。
  ・交換品
   オイル(4.6L)、オイルフィルター、ドレンガスケット、ワイパーブレード
  ・点検調整
   通常の1年点検に従った点検&調整、タイヤローテーション実施

5000km経過後 2002年11月頃

  ・再びウオッシャー液不足ランプ点灯→ウォッシャーポンプAssy交換
  車庫のウオッシャー液注入口の周辺床面にもウォッシャー液らしき液体の漏れた形跡があり、オイル交換ついでにクレーム。結局ウォッシャーポンプとホースのつなぎ目から漏れていたらしく、ポンプを交換するとともに、ポンプとホースの接続を点検&増し締め。

・オイル交換
年に一度か1.5万キロに一度の交換でかまわないらしいのですが、新車から一度も交換していなかったのでとりあえず交換しました。ディーラーでオイル交換するのって初めてだったけど、そんなに高いものではなかった(オイル3.5リットル+工賃+消費税で7825円)。ローテーションは現段階では前後輪の摩耗差が0.3mmなので必要ないとのことでした。

3000km経過後 2002/9/21
  ・ウィンドウデフレクターのウェザーストリップの割れ&剥離
   デフレクター根本のシール部分のストリップが早々に剥離。交換。

Def
 

・左フェンダー擦る
   実家に帰ったときに左のフェンダーを擦り、長さ15cm、幅0.5cm位の傷を作ってしまう。もともとサーブの頃からきわどく、当時も何度かヒヤッとする思いをしたが、プロテクションモールもあったし、オートマなのでチェックに専念できたから防げていた。   金属の地肌まででてしまったが、タッチアップで処置。今は1m離れればわからない(笑)。この車はエラが張っている(=正面から見るとミラーから下の部分がふくらんでいる)ので要注意。

Kizu_2
 

1000km点検後 2002/9/1
  ・ウォッシャー液不足ランプ点灯
   故障でもナンでもなかったが購入してわずか1ヶ月で点灯とはなんなの....。納車時の点検で液量確認してなかったこと?。

納車直後 2002/7
  この辺はトラブルと言うより、はっきり言って納車時の点検甘過ぎ!。しっかりしろアウディ世田谷。
  ・シフトレバーが回っちゃう
   シフトレバーというか、シフトノブ(ギアポジションが書いてある部分)がちょいと力を入れるとくるっと回ってしまう。変速のたびに回ってしまうから、シフトポジション表示は斜めになったりと。納車前の点検で気づかないものなのだろうか。
   結果>1000km点検時にノブの締め付け。

・助手席シートの汚れ
   新車とは思えず、ショックでした。助手席シート、運転席側の縁の部分に直径5cm位のコーヒー色の染みが残ってました。何度かふき取りましたが、いまだにうっすらと残っています。

・運転席側バニティミラーの傷
   運転席側のバイザーに付いているバニティミラーに長さ3cm位の大きな擦り傷あり。ウィンドウデフレクターのウェザーストリップ剥離の修理をする際にクレームして交換。

きつい言葉ですが、納車前の点検、手を抜いていたんじゃないのと言いたくなるようなコンディションでした。いくら長期在庫車、展示車だったとはいえ、あきれました。アウディ世田谷の印象がた落ち。自分も買いたくないし他人にも勧められません。

posted by K's at 21:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 車:アウディTT