2025年01月13日

S5のAudi connectがPovo 2.0で利用できた

新車登録から3年は無料、以後は2年で36,000円払わないと利用できないAudi connect、当然中古で買った私のS5カブリオレも利用できない。こちらこちらの記事で格安SIMで利用できることを知り、私もPovo 2.0を契約して試してみたところ、使えない機能はありますが接続はできたのでそのまとめ。ひとまずこの状態でトッピング無しの期間をできる限り引っ張ってみようと思います。

私の接続までの経緯は以下の通り。
先人の皆様方の結果を見るに、キャリア問わず「音声通話可能なSIM」であれば可能なのではと考えた。そこで、初期費用無し、オンライン申し込み翌日にSIMが届く、トッピングを付けなければ128kbpsのデータ通信可能(ただしSIM有効化から180日間トッピング申し込みが無いと解約される)という、Povo 2.0で試してみようと考えました。うまくつながるなら必要なときに180日間利用可能の1GB 1,260円か、そのときに提供されている適切なトッピングをを必要なときに申し込むという前提で。

Povo 2.0はオンラインで申し込み、本人確認等を済ませると早ければ翌日にSIMが届きます。届いたSIMをPovo 2.0アプリで有効化し、元々入っていたSoftbankのSIMを取り出し、Povo 2.0のSIMをセットします。その後の手順は以下。また、追加的作業として、取扱説明書のAudi Connectの箇所を確認し、車両コードを入力して車とmyAudiアカウントをリンクさせました。

MMI設定>接続マネージャーを選択
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データ接続を選択し、右メニューでオンライン設定を出し、データ接続設定を選択
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APNの設定をする。Povo 2.0のAPN設定情報はこちら
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オンライン設定の接続状況を確認する。先人の皆様達の例では接続するとここにキャリア情報が出るようだが、私のは出てこない
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一方でデータボリュームを見ると受信・送信データが更新されている
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地図にONLINEのアイコンも出るようになりました。ナビにはGoogle Earthも選択可能になり、また、myAudiアプリで入れた目的地を車のナビで指定することも可能になってます。
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ルームライトの間にあるSOSコールのスイッチも稼働を示す緑ランプ点灯。これに音声通話回線が必要なので、データ通信専用SIMが使えないのかとも考えたのですが、取扱説明書には「SOSコールの通信はAudi connectとは別のSIMを使う」とあります。元々この機能は意識していなかったので、以前から赤ランプが点灯していたおぼろげな記憶はありますがはっきりとは記憶していません。また、使えるようになった理由も私にはわかりません。さらに、SOSコール用のSIMがどこに設置されているかの情報は取扱説明書にも記載ありません。
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ライセンスとかは初回車検より数ヶ月早く期限到来している模様
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SIM設定前に確認しなかったのでSIMを入れる前の状態はわかりませんが、現在SOSコールなどの機能は28年6月まで有効となっています。
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2025年1月現在、アウディからAudi Function StoreでAudi connect myCarManagerという、車両の状態、駐車位置、リモートロック・アンロックをできるサブスクサービスが2年12,650円で提供開始されていることもあり、この要件として車のインターネット接続があるため、新車購入時のSIMから変更してもインターネット接続とSOS通信の通話はできるように変更したのかもしれません。また、この契約をするまで、カーファインダー、施錠/解錠、車両ステータスは期限切れとの表示になるのかと思われます。
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2024年07月29日

S5カブリオレのこと

諸々あって手放したA5カブリオレだがやっぱり背に腹は代えられず(なんのこっちゃ)、環境変わったのを機に2023年春にたまたまCarSensorでカブリオレ検索して出てきたのがこのS5カブリオレで、すぐに現車を確認に行き即決した。
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 A5/S5は17年にF5・B9世代としてカブリオレ、クーペ、スポーツバックいずれもフルモデルチェンジしたが、カブリオレはあまり売れなかったのか、日本では19年半ば頃にひっそりとカタログ落ち。従い中古のタマも少ない。前のモデル(8T/B8)は時々見かけることはあったが、F5・B9世代はスポーツバックは見かけたことはあるもカブリオレやクーペはまだ一度も遭遇したことがありません。JAIAが年間、四半期で上位20位まではメーカー、モデル別の統計を公表していますが、ここにA5が入っているのは2010/4~2011/3期に前モデルのA5シリーズとして2,101台。また、前モデルのS5カブリオレがエアバッグリコール時、対象台数が1年3ヶ月位の期間で50台だったことから考えるとそれより少ないくらいなのでしょうか。さらに、数少ない中古車もほとんどが黒革シートか、落ち着きがないので選択肢から外していた赤幌+赤革シートの組み合わせのどちらかなので、自分が探していた明るい内装であることという要望を満たすのはこれしかなかったのではないかと。出会えたことの運に感謝である。

・初度登録2018年
・走行距離約1.2万キロ
・外装色:Glacier White(メタリック)
・幌:茶色
・その他
 S5標準装備+オプション全部盛り+Audi Exclusiveインテリアとおなかいっぱいの状態。装備説明のリンク先はAudi Techology Portalですが、他モデルのなので私のS5のとは少し違うかも。
S5標準装備
・8速ティプトロニック tiptronic
・マトリックスLEDヘッドライト& LEDリアライト Matrix LED headlights  LED rear lights
・サスペンション&ダイナミックステアリング A5 Coupe - Suspension with damper control  Dynamic steering
・アウディドライブセレクト Audi drive select
・アダプティブクルーズコントロール (トラフィックジャムアシスト、ストップアンドゴー機能付)
・アウディプレセンス シティ、ベーシック、リア  Audi pre sense  pre sense city
・アウディアクティブレーンアシスト、ターンアシスト
・エグジットワーニング A4 exit warning
・タイヤ空気圧モニター Tire pressure monitoring system →先日これでスローパンク検知できた

オプション
・リアスポーツデファレンシャル(これで車重20kg増) Sport differential
・エクステリアミラーハウジング カーボン
・セーフティパッケージ(パークアシスト、サラウンドビューカメラ)
・バーチャルコックピット New control and display concept
・B&O 3Dサウンド
・ヘッドアップディスプレイ Head-up Display
・レザーパッケージ(Sスポーツシート、ファインナッパレザー、マッサージ機能付きランバーサポート)
・ドアエントリーライト  フォーリングス → サードパーティのフォーリングス+Gekkoに付け替えてみたがこれはエッジのシャープさが今ひとつw
・Audi Exclusiveインテリア(アラバスターホワイト+コニャックブラウンのシートとドア内張)
・Sモデル専用フロアマット プレミアムスポーツ
・エアバルブキャップ フォーリングス

タイヤ
 新車装着で5年交換されていなかったConti Sports Contactはうっすらひび割れも出ており、車検もすぐに来ることから納車後即交換。ミシュランのCross Climate 2にしたかったのだが、車検前に入荷めどが立たないことなどもあり、2年履いて交換すれば良いと考え、即交換できるタイヤを探し、横浜ゴムのAVID ENVigor S321というのを見つけて交換した。これまでのところ特に不満はない。なお、255/35 R19のオールシーズンタイヤの情報はこちらに。

燃費と運転
 昔の感覚だと3Lエンジンは1桁半ば位の燃費だっただろうが最近のエンジンの進化は著しく、アイドリングストップもあり、ロングドライブなら10~11km/L、街乗り中心だと9km/L程度。ACCがついているので有料道路や信号のない一般道は前のA5に比べ楽である。
 Drive selectのモードは街乗りはEfficiency、一人でのダイビングの道中や首都高はDynamic、相方乗せているときや高速巡航はComfortと使い分けている。EfficiencyやComfortではアイドリングストップも働く。山道などはDynamicにするか、スポーツシフトにするとシフトタイミングだけではなくロックアップの加減も調整されるのか、適度にエンジンブレーキも効いて運転しやすい。

Audi Connectと純正ナビ
 SIMカードは入っているがAudi Connectは契約期限切れ。Apple CarPlayが使えるので必要ならそれを使うので契約せず。純正ナビの地図は2020/2021バージョンで無償アップデート期間は終了。最新版へのアップデートには35,200円かかる。このカーナビちょっと癖があって、直進していけばいいのにわざわざ横道それて再度もとの道に戻るなど、時々なぜこの道を案内する??ということがある。CarPlayはデフォルトでは有線のみだが、CarLinkitでBluetoothを使ってつなげるようにしました。
→Povo 2.0でAudi Connectつなげた記録はこちら

ウィンドデフレクター
 4座のカブリオレはオープン時の風の巻き込みが多いので前モデルでも装着していたデフレクターも購入。ディーラーに聞いたらB9用は15万円くらいするのに加え、在庫が日本にないとのこと。それ故eBayで見つけた中古品を購入。ドイツからの発送でエアフレイト込みでおよそ1/3の€380(当時のレートで約5.7万円)ですみ、多少傷はあるが気にならないレベルでした。前モデルのA5/S5同様、真ん中で折りたためるタイプ。

運転席のシートポジションメモリー
 アウディはSモデルかS Lineでないとシートポジションメモリーがなかったり、オプションとしてつけようとしても設定不可(今は変わっているかもですが)。相方も乗るのでこの機能はどうしても欲しかったので、S5ならその点は問題なし。



2023年12月31日

(備忘)255/35 R19サイズのあるオールシーズンタイヤ

オールシーズンタイヤも各メーカーから出ているけど、B9 S5カブリオレのタイヤサイズ(255/35 R19)があるのはミシュランのCross Climate2とオールシーズンとは謳っていないがコンチネンタルのDWSだったが、GoodyearのVectorにもサイズがあることに気がついたので追記。


Continental DWS06 Plus オールシーズンとは謳われてないけど一応M+S


DunlopのSYNCHRO WEATHERにも興味あるけど、これはサイズラインナップがまだ無い。

2022年05月12日

A5カブリオレ売却時の記録と7年間の維持費用


2015年10月に4年落ちで購入したA5カブリオレ、私の環境変化もあり、自動車税やまもなく到来する車検のタイミングも考え、2022年3月に売却しました。
売却は一括査定申し込みサイトから申し込み、当日は6社にお越しいただき、最後は名刺の裏に各社の査定価格を記入いただいて一番高いところと契約する形で行いました。

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 所有していた約7年、5万キロ走った維持費(駐車場、税金、保険、点検修理、ガソリン)は約450万円。このうち半分以上が駐車場で、車検など点検や修理費用が約1/4、ガソリン代が15%位でした。前に乗っていたTTロードスター同様、都内では駐車場代が維持費の中で最も高いものとなりました。
 一括査定サイトから申し込んだ複数社による売却体験を以下にまとめました。

売却申し込みは一括査定サイトから

売却申し込みは一括査定サイトから
まずは一括査定サイトに申し込み。今回はなびくるを使いました。ただし、このやり方で面倒なのは申し込んだ直後に買い取り業者からひっきりなしに掛かってくる電話に忙殺されること。。
 申し込むと、1分もたたないうちに買い取り業者から電話が掛かってきます。申し込む前に査定希望日時は決めておき、また申し込み時は何本も掛かってくる電話に対応するための時間と場所を確保しておくべき。また会社名のメモも忘れずに。電話での査定日時決定後、追ってメールで確認を入れてくれるところもありますがすべての会社が対応している訳ではないので。
 電話が来たら、査定希望日時を伝え、その日時に来て欲しいこと、複数社との競合査定で一番高いところに売却することを伝え、自動車税についての確認をしました。1社に対応中にも着信が続き、電話は1件終わるとすぐ次の電話、という感じで各社からの電話を受けたらあっという間に1時間たっていました。また、たまたま私は査定希望日が平日(水曜日)だったのですが、水曜日を休みにしている会社もあるので、より多くの会社に査定して欲しいなら水曜日は避けた方が良いかもしれません。

査定の準備と当日

査定の準備と当日
車は買い取り業者決定後、即引き渡す前提でしたので、トランクや車内に置いていたものは前日までに片付け、カーナビの履歴やメモリー、音楽ファイル、ドライブレコーダの記録等を初期化しました。数日前の雨天時に運転していてそこそこホコリは落ちていたので洗車はしませんでした。
 キーはスペアを含め本数を確認されるのですべて用意し、整備記録や車検証を入れたフォルダ、取扱説明書とともに車内において査定される方が確認できるようにしておきました。なおA5の場合リモコンキーが3つにプラスチックのダミーキーが1つあります。
 指定時間に駐車場前で待っていると担当の方がお集まりいただいたので、5分ほど待って2社がそろったところで開始し、以後来訪された会社にも随時加わっていただき査定してもらいました。修理歴やトラブル歴は開始前にお知らせしました。私の場合、フロントガラスのひびで交換したこと、リアウィンドウのシール修理を行ったことを伝えました。
 各社とも査定担当が車を確認し、状況をセンターで判断して査定価格を決めているようで、また、査定担当者の到着タイミングやセンター側の対応待ち時間などもバラバラであったため、査定を開始してから最後の会社が買い取り価格提示準備ができるまで1時間程度かかりました。
 1社「どのくらいの価格で売りたいか、この金額なら売らないというような目線はあるのか」みたいなのを聞いてきたところがありましたが、こちらは即売却しようとして依頼をしているので「本日一番高い査定いただいたところに売却します」と答える...。実際心が揺らいでいたり、査定価格が思っていた以上に安いと心変わりする方もいらっしゃるのかもしれません。ちなみにラジオのCMで名前を連呼してるその会社、その質問の後に「本日査定価格を出せる担当がおりません」という意味不明の言い訳で当日査定担当者がお越しになったにもかかわらず撤退されました。また、査定に来るとの電話があったのに来なかった会社が1社ありました。
 当日来訪いただき、撤退された1社を除いた5社の結果が出たところで、査定価格を裏面に書き込んでいただいた名刺を頂戴します。そして皆さんの前で名刺を裏返し、各社の査定価格をお越しいただいた査定担当の方全員と確認、最も高い価格を出した会社と契約です。

買い取り契約、買い取り代金受け取り、車引渡

買い取り契約、買い取り代金受け取り、車引渡
今回最高額で査定いただいた会社は、車引き取るときに契約、買い取り代金支払い、その後車を引き取りとのことだったので、先方の都合等もあり査定翌日に契約、入金、引き取りとしました。当日はマンションのロビーで契約書や譲渡に必要な書類に捺印し、印鑑証明を渡し、その後担当者が会社とやりとりして私の口座へ入金手続き。当方はスマホで入金を確認後、駐車場で車を引き渡して7年過ごしたA5カブリオレとさよならしました。
 このあたりの流れは会社によって違うようで、ほとんどの会社は査定日に契約→後日、車引き取り→数日〜1週間位で入金となるようです。7年前TTロードスターを売却したときは、契約は査定当日、車引き取りは翌日、入金は引き取り1週間後くらいだったと記憶しています。

自動車税について

自動車税について
自動車税は3月末時点の所有者に課税されます。契約して車を引き渡したものの、買い取り業者の都合等で3月末までに名義変更ができなかった場合、保有してない自動車の税金を払うのは合理性全くないので電話をいただいた際に各社に確認しました。
 各社とも、3月末までに名義変更するように努力するも、3月末までに名義変更が完了せず、私宛に自動車税納付書が届いてしまった場合は、納付書を転送してもらえれば代行納付するとのこと。実際、買い取った会社も名義変更が3月末に間に合わなかったようでGW中に納付書が届いたので、買い取りいただいた会社に転送しました。この点は買い取り会社のサイトを探してみてもはっきりとした情報は掲載されていなかったので、3月末に近いタイミングで売却を考えているときは査定前に確認しておくべきかと思います。

一括査定サイトへのフィードバック

一括査定サイトへのフィードバック
一括査定サイトからアンケートが届いていたので、申し込み直後の電話を無しにできるよう、査定希望日時が決まっているなら日時と車の詳細を入力し、査定日時も含めた査定申し込みが電話無しで完了するようにして欲しいとフィードバックしておきましたが、反映されることやら。。。

売っちゃいましたが、状況変わったらまた車は欲しい。EVだSDGsだと言ってる時代に逆行する大排気量の、もちろんオープンで。。。

2022年03月02日

A5カブリオレ:この1年はオイル消費量が多い

本日エンジンオイル量の警告灯が点灯。

昨年夏から父の件もあり実家との往復等が増えて走行距離が伸びていることと、昨年は1年点検をせず、オイルは減ったら補充で乗り切ることにしたこともあり、昨年夏のドライブ中に警告がでて1L補充。以後3,500キロ程度走行すると警告が出るようになり、本日で3回目。3,500キロあたり1L消費なのでメーカー的には仕様の範囲内なのでしょうけど。

1年点検と車検時にオイル交換をしていた頃は点検前になるとオイル量がMIN位置になる程度でしたが、1年ごとに交換しないとオイルの劣化もあるのか、こんな感じでオイル消費が続くこともあるのかと。

最初の補充はトランクに常備していた純正オイルで行い、以後2回の補充は警告灯点灯都度、値段に誘われて(笑)化学合成油で純正と同じ0W-30規格のTAKUMI HYBRIDシリーズを利用しています。エンジンのフィーリングの違いなどはそこまでドライバビリティのセンスがあるオーナーではないのでわかりません。。。

2021年09月16日

5年経過したLe Mans 4のロードノイズが大きくなり耳障りに

2016年3月に静音性が売り物のダンロップのLe Mans 4 LM704に交換したA5カブリオレ、交換して約5年、4万キロほど走行していますがこの数ヶ月ゴロゴロというロードノイズが耳障りになるようなりました。屋内駐車場保管であるものの、5年もたつとゴムも劣化するようで、溝は十分残っているもののそろそろ交換タイミングかもしれません。諸々事情でこの1-2ヶ月で車を手放す可能性もありますが、手放さずに持ち続けられるようなれば、今後晩秋や春先の能登にも足を伸ばせるよう、ミシュランのCROSSCLIMATEにしようと思っています。

2021年05月09日

A5カブリオレ - CARISTAでDIYコーディング

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 車の設定をいじれるコーディングと言われること、今まではその手のショップにお願いしてやるしかなかったのですが、CARISTAというOBD2端子に差し込んでスマホで車の設定をいじれるOBD2アダプタの存在を知り、私のA5にも対応していることと、やりたい変更ができることを確認し、アマゾンのギフト券もたまっていたのでポチッとしてみました。ただし、アダプタを買っただけでは基本的な情報が読み込めるだけで、コーディングをするには1ヶ月、3ヶ月、1年のいずれかの有償サブスク契約をする必要があります。1年サブスクは1ヶ月無償トライアルが付いているので、運転席ハンドル下にあるOBD2端子に届いたCARISTAを差し込み、アプリを起動してまず1年サブスクをApp Store内で申し込み、早速やりたい設定の変更を実施。
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 CARISTAアダプタを取り付けた状態。アダプタはイグニッションOFF時にもOBDから通電されて電源消費をするのでコーディング終わったら外すのを忘れずに。

なお、CARISTAアプリを使ったコーディングは、サブスク契約の有無をアプリ側で持っているのか、サブスク契約があれば、ネットワークは利用しない模様でキャリアの電波、WiFiとも圏外の地下駐車場でも実行できました。

私がやったコーディングは以下。コーディングを有効化しても別途MMI設定や動作時のスイッチ切り替えなどを行わないと有効にできない機能もあります。

・シートメモリー機能
 以前にも書いたのですがA5はクラス的にメルセデスのEやBMWの5と同程度なのですがそれらに比べ装備がしょぼく、運転席ドアパネルのボタンでできるシートメモリーはS5にしか設定がなく、また、キー毎にシート位置のメモリーができる機能があることが取扱説明書にも記載があるものの、納車時点では何らかの理由で機能が無効になっています。コーディングをすることでこの機能を有効化し、ドアロックに使ったキーにロックしたときのシートポジションを覚え込ませることができます。こちらのブログにも記載あります
 CARISTAアプリで以下の設定をしてから、MMIのCARボタンで「シート調整」を選び「運転席シート」で「リモコンドアロック」を「オン」にすれば本機能が利用可能になります。
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 この設定はキーごとMMIで行う必要があり、例えばキーAでオンに設定しても、キーBでイグニッションをONにしてMMIをみるとデフォルトでは「オフ」の表示になります。キーBに設定する際には、キーBでイグニッションOn後に、MMIでこの機能をONにして、キーBでもこの機能を有効し、キーBを使ってロックする必要があります。こうすると、ロック時にシートポジションがキーBのものとして記憶されます。この後にキーAでロックを解除するとキーAのシートポジションが呼び出され、シートが動くことが確認できました。なお、この機能を使うときの注意はドアロックを解除するときにキーのUnlockボタンを押して解除する必要があることです。ポケットなどにキーを突っ込んだままドアノブを開いてもだめです。


・バック時に助手席側ドアミラーを下向きにする機能
 これもメルセデスなどには当たり前のように備わっているオプションで、A5も取扱説明書にも記載があるのですが、なぜか納車時には無効になっています。
 CARISTAで以下の設定した後、マニュアルに従い、バックする前に運転席側ドアにあるドアミラーの調整つまみを真ん中の位置から助手席側に動かします。そうするとバックギアに入れたときに助手席側ドアミラーが下向きになり、また、バックギア以外のポジションに戻すと元の位置に戻ります。ただ、元の位置の記憶精度は今ひとつ。なお、調整つまみをこの位置にしたままだと、ドアミラーヒーター機能が効かなくなったりするので注意。
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・ヘッドライトウオッシャー停止
 デフォルトではウィンドウオッシャースイッチを2秒以上長押しするとヘッドライトウオッシャーが作動するようになっています。ただ、ボンネットに派手にウオッシャー液が飛び散り、また私のA5は片側のヘッドライトウオッシャーのノズルが変な方向を向いているとの指摘が以前ディーラー点検時にあったため、止めたいと思っていたので機能を無効化しました。これはMMIでの設定は不要。
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・エンジン始動時のニードルスイープ
 イグニッションON時にメーターの針をMAXまで振り切らせて動作チェックする機能。どうでもいい機能ではあるけど有効化してみた。これもMMIでの設定は不要。
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・フォグランプのコーナリングライト化
 これはCARISTAのサイトで対応車種をチェックしたときにカスタマイズできることの一覧にあったのでやってみたもの。ヘッドライト点灯中にウィンカーをつけるとつけた側のフォグランプが点灯しコーナリングランプの役割を果たします。これもMMIでの設定は不要。
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こんな感じでウィンカーをつけた側のフォグランプが点灯します。
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・MMI隠しメニュー
 CARとSETUPボタンを押すと緑の隠しメニューが表示されるようにした。両ボタンを6〜10秒程度押したままにすると表示される模様。これもMMIでの設定は不要。


ひとまず1ヶ月の無償トライアル期間中にいろいろ試していったんサブスクは解約し、7月の1年点検にディーラーに出したときにコーディングが元に戻され無効になっていたら1ヶ月サブスクを申し込んで復旧させてみようかと思います。

2021年5月下旬のアップデートでアプリのUIが変更され、この記事に掲載しているスクショとは若干違うUIになりました。また、アプリ右上の共有アイコンからコーディングの設定をまとめてメモアプリなどにコピーできるようになっています。


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2020年12月01日

A5カブリオレ:リアガラス周囲の剥がれを修理

コロナ禍で車の走行距離も伸びない中、10月に入り、リアガラスの周囲が剥がれて浮き上がってきているのに気がつき、ブログにもメモしておいた修理屋「いー修理」さんのサイトを見たりGoogle先生で検索して対処を検討。接着剤の劣化による剥がれの模様でこのままではいつかリアガラスが落下し、修理金額もかさむと思われることから、早速連絡を取って修理をお願いしました。

修理前の状態:右側
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修理前の状態:左側
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修理前の状態:上部右側
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修理前の状態:車内左側
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修理までの経緯
メールを出したのが10月中旬、翌日にメールをいただき、入庫できるのが11月末頃になることと、その間の応急処置を指南いただきました。その指示にあったものが、ボール、エアポンプ、防水テープを買って下さいとのこと。早速近所のダイソーでゴムボールとハンドポンプを、近所のホームセンターでダクトテープを購入。
応急処置の内容とは、車内側からボールを使いガラスを支え、外側からはガラスの縁にダクトテープを貼って水の浸入を防ぐとのいうもの。ボールで内側からガラスを支えるというアイディアはなかなかなものと。エアポンプはボールからある程度空気を抜いた状態で車内に設置し、その後エアポンプで空気を入れ、ボールが適切な力でガラスを支えるよう調整します。そして、丁寧にも、内装とゴムボールの間には段ボール等を敷いておくようにとの指示も。これはおそらく内装にボールの色移りなどがないようにするためのものと思います。外からガラスの縁に張るテープは100均のガムテでは耐水性がなく紙製のテープでは後処理が大変とのことで「SEKISUI キミツボウスイテープ #740 50x20 クロ」というのを案内されましたが、近所のホームセンターで同じ製品が見つからず、代わりにアメリカでダクトテープと呼ばれる耐候性のある「アサヒペン パワーテープ」の黒を購入しました。

応急処置に使ったもの
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ガラスの縁のダクトテープと車内のボール
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修理
11月に入り、当初の見込みより早く修理に着手できそうとの連絡をいただき、入庫日を決めていー修理さんに持ち込みました。その場で現状を確認いただき、今剥がれがみられないガラス上部は今回無理に剥がすとかえって悪化する可能性もあるとのことから、現状見て今修理対象外となる可能性があり(ただし、将来剥がれるときはここから剥がれる)、その分修理代は安価になるとの説明をいただき、車を預けました。ガラス周囲すべてを修理した場合は税込み88,000円と部分修理と大きな差が無いので上部も剥がれかけてついでに修理して欲しいくらいと思っていました。
1週間ほどで修理は完了し、元々の接着剤がしっかりと付いているガラス上側以外の左右と下部の接着をやり直し、また、幌の端にはシーリングを充填する修理を実施したとのこと。費用は税込み82,500円でした。修理には1年保証があり、1年内にシーリングが割れたりしてきたら対処しますとのことでした。いー修理さんは各種クレジットカードやPayPay支払いも可能です。

修理後の状態。縁に今までなかった黒いシーリングも充填されています。
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剥がれの原因
接着剤の劣化ですが、これがどのくらいで起こるかは保管状態次第とのこと。私のA5カブリオレは2011年式なので今年で9年目、私が購入して5年間、駐車場は屋根のある機械式なので、幌の劣化は私が購入するまで屋外に保管されていたりしたことによるものでは推測。というのはA5カブリオレの前に13年乗っていたTTロードスターは新車時からずっと屋根付きの機械式での保管で、幌の劣化のそぶりもなかったので。

コロナ禍で車の走行距離は伸びないものの、「密」や人との接触を避けるために利用頻度は増えており、また、幌を開ければ換気抜群で「三密」とは無縁のこの車。夏の車検ではドラレコも取り付けたことだし、今後もしばらくがんばってもらいましょう。

2020年07月01日

A5カブリオレ - オイル警告灯点灯でオイル補充

4年落ちの中古を買って今年で5年、初度登録からは9年目となる我がA5カブリオレ、メーター読みが49,000kmを超えたところで初めてオイル警告灯が点灯し、購入直後からトランクに積んでいた1L缶で補充しました。補充はエンジンを止めて5分ほど待った後、エンジン上のフィラーキャップを開けてそこから1L全部を流し込んで終了。

1年前の点検でオイル交換をして貰ったときの走行距離が44,000km位だったので、5,000km走行して1L消費、1,000kmあたりの消費量は200mlとオイル消費問題個体か否かの基準である1,000kmで500ml以上消費には該当しない、正常範囲の消費と思われます。

そして車に積んでいたオイルがなくなったので、購入しようとして気がついたら純正オイルは5W−30、品番504から、0W-30、品番50400になっていました。次回は新車から通算して4度目の車検ですが、その時に1L缶をまた購入してトランクに常備しておくこととします。

7月に迎えるであろう5万キロ、初度登録から9年目となる4度目の車検では、交換推奨時期(6年または6万キロ)を過ぎているスパークプラグを交換予定ですが、同じタイミングで交換推奨されているDSGオイルをどうするかが悩ましい。。

将来もしDSGが壊れた場合で、まだこれを乗り続けようという強い意志が残っていたときにはここで直して貰おうと思うので備忘としてリンクを作っておく。
うしぶせ自動車(静岡県沼津市)

2018年10月15日

通販型自動車保険の選択に悩んだときの材料として

イーデザイン損保をしばらく使っていたのですが、無事故続いているのに保険料が上がってきたので他社への乗り換えを検討。

JDパワーの「2018年自動車保険事故対応満足度調査」が発表されていたのでこれを参考にしました。


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